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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第96回(2015/12/22放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
みなさんからの疑問・質問にお答えいただきます。
社長、よろしくお願いします。
八城:
お願いします。
妹尾:
まずは、こちらの方から……

55歳・女性
葬儀といえば、最近は家族葬が多くなってきたとよく聞きます。
いろんな葬儀の種類があると思いますが、全体のどれくらいの割合が
家族葬になってきているのでしょうか?
妹尾:
このコーナーでも、最近は家族葬が増えていますよ、
というお話を何度もしていますが、実際のところ、多いといっても
どれぐらいの割合なんでしょうか?
八城:
現在、ご葬儀のスタイルは大きく分けて4種類に分類されています。
まずは一般葬と言っておりますが、ご家族、ご親族に加えて、ご近所や友人関係や
会社関係など、故人様にご縁のあった方々にご参列いただく、通常のご葬儀です。
ちなみに妹尾さん、この一般葬の割合ですが、全体を100とすると何パーセント
くらいと思いますか?
地域差はありますが、都市部においては、この一般葬は20%程度に減ってきて
います。これに対してご家族、ご親族だけでお別れをする家族葬の割合は60%程度
になってきていると言われております。
残りの20%のうち、2〜3%が、大きな会社の経営者の方の社葬や著名な方などの、
大規模葬で、残りの17〜18%が直葬とか火葬式とかと言われるいわゆる、
お別れのセレモニーをせず、お棺にご納棺をして火葬のみを行うお別れです。
ですので、家族葬と直葬を合わせると、全体の約80%となり、小規模なお葬式が
いまや標準になってきているわけです。

この様な小規模なご葬儀が標準になってきている背景としては、超高齢化社会の今、
日本人の平均寿命は男性80.5才、女性は86.8才となり、お元気な間は
良いのですが、病気になったり、介護状態になる方の割合も多くなってきますので、
どうしても、ご家族以外の社会とのつながりが薄くなってくるといったことが
要因といわれています。そこでどうせ家族だけで見送るということであれば、
病院などで充分最後まで看取ったので、わざわざお別れの儀式をしなくても良いと
いう考え方の人も多くなり、直葬なども増えてきていると言われています。
妹尾:
続きまして……

38歳・男性
八城さんのお墓は、霊園ですよね?
そもそも、霊園の墓地と、お寺の墓地とは何か違いがあるのでしょうか?
妹尾:
たしかに、霊園もお寺も墓地には変わりありませんが、
値段や供養の仕方など違いはありますか?
八城:
お寺の墓地は、そのお寺の檀信徒の方が利用する前提の所が多いので、
基本的には、そのお寺の宗派の方でないと利用できないことになります。
費用については、やはり街中のお寺の墓地などは結構、お高いところも
ありますが、地域によって様々です。供養の仕方については、当然ですが
そのお寺に依頼しなければなりません。

これに対して、私どものような霊園の墓地は、宗旨宗派を問わずどなたでも
ご利用いただけることが特徴となります。
費用としては、おおよそ、その地域の公営霊園の価格に近いところが多いと
思いますが、あとは施設の充実度や管理面やサービス面によって決まってきます。
また、供養の仕方についても、ほとんどの霊園では、ご自身の菩提寺をお連れ
いただいたり、各宗派のお寺を紹介してくれるところも多いです。
また、お墓の形に関しても、寺院墓地の場合、ほとんどが和型のいわゆる
「○○家の墓」がほとんどですが、霊園の場合、洋風のお墓や永代供養墓や
樹木葬墓地など商品もバラエティーにとんでいます。

お寺とのお付き合いをしっかりと行い、伝統的な和型のお墓を建てたい方は
寺院墓地。そのあたりをあまり重く考えず、自由なお墓をお考えの方は
霊園をお選びいただくのが良いのではと思います。

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