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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第95回(2015/12/15放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『葬儀の形』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
夫(妹尾):
グー、グー、グー(いびき)
嫁(安井):
なーんまーいだー、なーんまーいだー。
夫(妹尾):
フゴッ!おい、今お前、お経唱えてへんかったか?
嫁(安井):
あ、聞こえてた?
夫(妹尾):
勝手に人を殺すな!ワシ、ただ昼寝しとっただけやないか。
嫁(安井):
ごめんごめん、デモンストレーションやがな、アンタが死んだ時の。
夫(妹尾):
なにが、デーモン小暮のフラストレーションじゃ。
嫁(安井):
いやいや、デーモン小暮やのうて、デモンストレーション。
アンタももうええ歳なんやし、いつ、急にどうなるかわからんやろ?
そやから、いざという時に、どんな葬儀をしてあげたらええのか、
シュミレーションしとこう思って。
夫(妹尾):
シュ、シュ、シュ、シュミーズはレーヨン?
また、わけわからん言葉使いおって……
けどな、お前にそんな練習してもらわんでも、
ワシは自分の葬儀のことは自分で決めるわい。
嫁(安井):
へー、どんな葬儀にするつもりなん?
夫(妹尾):
まず、昔ながらの世間体を気にした葬儀は、もういらん。
親しいモンだけ呼んでくれたらええわ。
嫁(安井):
ほな、アンタの場合、誰一人として来えへんやん。
夫(妹尾):
誰が友達おらん嫌われモンや! 2、3人は義理で来てくれるわ。
嫁(安井):
ほんで、どないするん?
夫(妹尾):
ほら、ワシって根っからのミュージシャンやろ?
そやから音楽葬がええな……好きな音楽で送り出してくれるか?
曲は、あの名曲や、ほら、あの国民的な……
日本中に勇気と感動を与えた、子供から老人まで誰もが口ずさめる
不朽の名曲やがな。
嫁(安井):
えー、そんな曲あった?
夫(妹尾):
あるある!ほら、人生!
嫁(安井):
ラクありゃ苦もあるさ!
夫(妹尾):
そうそう、水戸黄門の……って、ちゃうわ!
「人生晴れたり曇ったり」やがな。
嫁(安井):
あ〜、瀬川瑛子のな。
夫(妹尾):
いや、確かに同じタイトルの曲あるけど……ハァ、もっと頑張ろ。
妹尾:
さて、葬儀の形や種類には、仏式、神道式、キリスト教式など
特定の宗教による形式と、無宗教の形式によるものがあります。
そのうち、日本人のおよそ9割が、僧侶の読経(どきょう)を伴う
仏式で行っているそうです。
でも最近は、形式や世間体を気にしたお葬式よりも、故人らしい葬儀を望む傾向が
強くなっているんですって。
たとえば、無宗教の葬儀には、自由葬、音楽葬、お別れ会、偲ぶ会、生前葬などが
あります。
また、葬儀の規模を表すものとしては、密葬、家族葬、直葬、社葬などがあります。
葬儀にはどんな種類があるのか事前に調べておくと、 終活や葬儀社との
打ち合わせの時に役立ちます。
安井:
どんな葬儀をするかは、自由なんですね?
妹尾:
そうなんです。法律では、「死後24時間を経過しなければ、火葬してはいけない」
とか「墓地以外の区域に埋葬してはいけない」といった規定はあるんですが、
儀式に関する法的規制は一切ありません。
ですから、葬儀でこだわりたいことがあれば、どのような葬儀を行いたいかの
イメージを明確に持っておくことが、満足のいく葬儀をするためのポイントです。
安井:
最近は、どんな葬儀の形が多いんでしょうか?
妹尾:
年々増加傾向にあるのは「家族葬」です。
亡くなった人のことをよく知る人たちだけで心を込めて見送りたい、とか、
経済的負担を軽減したい、と思う遺族が多くて「家族葬」が増えているそうです。
ただ、「家族葬」の際には、注意しなければいけないことがあります。
それは、親族や友人にどこまで知らせるかを慎重に決めなければならないこと。
葬儀の後で、お知らせをしなかった人から責められることもあります。
また、後から死亡を知って弔問に訪れる人も予想されますので、
その時の対応を考えておかなければなりません。
安井:
葬儀は昔よりも簡略化しているんですね。
妹尾:
そうですね。「家族葬」以外にも、葬儀を行わず、近親者や友人などの
限られた関係者だけが火葬場で故人に別れを告げる「直葬(ちょくそう)」という
弔い方も最近は増えているそうです。
ただ「直葬」の場合にも、「家族葬」と同じような問題が発生する恐れがあるので、
気をつけましょう。
安井:
問題なく、納得のいく葬儀を行うにはどうすればいいんでしょうか?
妹尾:
葬儀の種類は、近年になり多様化してきています。
自分のライフスタイルに合った葬儀を選ぶことと、最後の自己表現である葬儀を
生前から考えていくことが大切です。

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