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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第90回(2015/11/10放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『檀家制度とお墓について』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
妻(安井):
なあ、アンタ。ウチら夫婦も、そろそろお墓のこと
考えといたほうがええんとちゃう?
夫(妹尾):
お墓のことって、当然、お前はワシと同じ墓に入るんやろ?
妻(安井):
そんなこと誰が決めたんよ?
だいいち、私とアンタとでは、宗教が違うねんから。
夫(妹尾):
そうやな。となると、お墓の問題は……
 あ、ちょっと待ってや、そろそろお祈りの時間やさかいに。
ウ〜ン、テクマクマヤコン〜、テクマクマヤコン〜
ラミパス〜、ラミパス〜、ルルルルル〜!
妻(安井):
はぁ、私、絶対アンタと同じ宗教になられへんわ。
1日に108回も、そんなお祈りせなあかんなんて面倒くさいわ。
夫(妹尾):
何を言うとんねん。ワシが毎日、こうしてお祈りを捧げてるおかげで
夫婦ともども健康で−
妻(安井):
あ、ちょっと待って。お祈りの時間やさかいに。
ウ〜ン、マハリクマハリタ〜 ヤンバラヤンヤンヤン〜!
アラビンドビン、ハゲチャビン〜!!
夫(妹尾):
お前の宗教かて、なんか変やぞ。
妻(安井):
変なことあるかいな。こうやってご先祖様に感謝のお祈りを
捧げてるからこそ、幸せに暮らせるんやないの。
夫(妹尾):
とにかく、ワシらは夫婦やねんから一緒の墓に入るのは当然や。
そやからお前はワシと同じ宗教になって、同じ寺の檀家に入るべきや。
妻(安井):
そんなん絶対にイヤ!アンタこそ、ウチのお寺の檀家に入ったら?
夫(妹尾):
ワシかてゴメンや。
妻(安井):
あっそ。ほな、夫婦で別のお墓に入るしかないわ。
夫(妹尾):
どうやら、そのようやな。けど、一人息子の和夫は、
将来、2つの墓の世話をせなアカンの、大変とちゃうかな?
妻(安井):
そうやなぁ……できることなら、子供に負担はかけたくないしなぁ。
夫(妹尾):
そうや、ええこと思いついた!ええか、わかりやすく説明すると……
あ、ちょっと待ってや。お祈りの時間や。
ラミパス〜、ラミパス〜、ルルルルル〜!
妻(安井):
もう、さっきしたとこやのに、アンタの宗教はどんだけお祈り
するねんな……って、私もお祈りの時間や!
妹尾:
お寺の檀家に入るということは、その宗教・宗派の信者ということになります。
ですから、ご自身の宗教・宗派と違うお寺の檀家にはなれません。
もし、夫婦で宗教・宗派が違って、夫も妻もどこかのお院の檀家に入りたいという
希望がある場合は、もうお墓を別にするしか方法はありません。
また、それぞれ檀家に入ったとして、そのお院の墓地にお墓を建てることになると、
管理料などを継続して支払わなくてはならなくなります。
でも、管理料が払えなくなると、無縁墓として整理されてしまいます。
だから、どこかのお寺の檀家に入って、そこにお墓を建てるということは、
誰かお墓の面倒を見てくれる人が必要になります。
安井:
となると、お墓を守ってくれる人の負担を考えると、夫婦で別々のお寺にお墓を
建てるよりも、お墓は1つのほうがいいのかもしれませんね。
妹尾:
そうですね、ただでさえお墓を守っていくこと、お墓のお世話をしていくことは
大変ですからね。
となると、公営墓地や公営霊園などは宗教・宗派を問わないものがほとんどなので、
そのようなところにお墓を建てるのが良いのでしょう。
ちなみに、霊園・墓石のヤシロでは、宗教や宗派に関係なく霊園に入ることが
できるそうですよ。
安井:
でも、お墓の面倒を見てくれる人がいない場合もありますよね?
妹尾:
そんな場合は、永代供養がおすすめです。
「霊園・墓石のヤシロ」では「なごみ霊廟」という永代供養墓があって、
そこでは責任をもって、永代にわたり供養していただけるそうです。
安井:
それなら安心ですし、将来、お子さんやお孫さんにお墓を守るという負担を
かけたくないという方にも最適ですね。
妹尾:
とにかく、夫婦で宗教や宗派が違う場合、よく話し合うことが大事です。
また、宗教や宗派の仕切りがない霊園を探すことも大切ですよ。

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