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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第80回(2015/7/28放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『見守りについて』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
娘(安井):
もしもし、お母さん?
母(妹尾):
おや、牧子。何か用かい?ゴホゴホ。
娘(安井):
ほら、最近暑い日が続いてるから、お母さん、体の具合どうかなと
思って。もう歳だし、おまけに一人暮らしだし、心配になったのよ。
母(妹尾):
ゴホゴホ……ああ、そういえばこのところ食欲がなくてねぇ……
娘(安井):
ダメよ、こういう時こそ、ちゃんと食べなきゃ。
母(妹尾):
ゴホゴホ……そうだね、心配してくれてありがとう。
じゃあお母さん、ちょっと疲れてるから、もう寝るね。
娘(安井):
うん、じゃあね……ハァ、大丈夫かなお母さん、だいぶん具合が
悪そうだったけど。ああ、ダメだ、気になってしょうがない。
もう一回、電話しよっと……あ、もしもし、お母さん?
母(妹尾):
おやおや、また牧子か。今度はなんだい?ゴホゴホ。
娘(安井):
いや、やっぱり心配になって。お母さん、本当に大丈夫なの?
母(妹尾):
ゴホゴホ……ああ、ちょっと休めば元気になると思うよ。
だから、もう寝るわね。
娘(安井):
うん、わかった。ゆっくり休むのよ。じゃあ切るわね。
……ハァ。やっぱり気になるわ〜。歳だし、一人暮らしだし。
もう一回電話しよっと……もしもし、お母さん。
母(妹尾):
あら、また牧子かい。ゴホゴホ。
娘(安井):
もう、お母さんったら、具合が悪いんだから寝てなきゃダメじゃない。
母(妹尾):
お前のせいで寝られへんねん!
娘(安井):
あ〜、お母さんに何かあったらスグに報せてくれる方法って、 ないの??
妹尾:
今日のテーマは「見守りについて」ですが……
コントにあったように、離れて一人で暮らす親御さんがいると、
なにかと心配になることがありますよね。
特に、親御さんが高齢の場合とか、体調がすぐれない時とか。
そんななかで、平成24年の「改正介護保険法」では、
高齢者が地域で自立した生活を営むことができるような取り組みが、
国や地方公共団体の責務として規定されました。
こういった取り組みは、これからの日本の社会の課題となっていくでしょうね。
安井:
国や自治体がいろんな取り組みをするのはもちろんですけど、一般の企業などが
「高齢者の見守り」についてやっているサービスとか、ないんでしょうか?
妹尾:
それもいろいろあります。 例えば、離れて暮らす親御さんの家のトイレ、寝室、冷蔵庫などに
安否確認センサーを設置して、それが長時間反応しないと、
家庭の携帯電話などへ自動的に警告してくれるサービスとか。
それから、親御さんの家のガスの利用状況を、家族の携帯電話やパソコンで
毎日知らせてくれるサービスもあります。これなら、毎日のガスの使われ方から、
親御さんの生活パターンを確認することができますよね。
安井:
便利な機械やシステムがあるんですね。
妹尾:
そういったものに頼らなくても、
家族と離れて暮らす親御さんに電話をかけて、「体調はいかがですか?」
「お変わりありませんか?」などと直接会話をして、その様子を家族に
知らせてくれるというサービスを行っている会社もあるそうです。
ほかにも、こういった「見守りサービス」を行っている会社はいろいろあるので、
家族で相談しながら検討してみるといいでしょう。

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