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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第79回(2015/7/21放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
みなさんからの疑問・質問にお答えいただきます。
社長、よろしくお願いします。
八城:
お願いします。
妹尾:
まずは、こちらの方から……

62歳・男性
我が家には、今年16歳になるワンちゃんがいます。
飼っているペットが亡くなった時、葬儀やお墓はどうすればいいんでしょうか?
人間とはいろいろ違ってくるのでしょうか?
妹尾:
飼い主にとって、ペットは大事な家族の一員ですよね。
ですから、こういうったことでお悩みの方も多いと思いますが、
社長、いかがでしょうか?
八城:
ペットを亡くされたご家族の悲しみは、正に、お子様を亡くされた方と
同じで、大変深い悲しみに打ちひしがれる方が多いです。
私どもでも、毎月、ペットの合同慰霊祭を行っていますが、
亡くなられたペットの遺骨を抱いてこられたり、お写真を持ってこられたりで
正直、人の永代供養の法要よりも、皆さん熱心にお参りに来られます。
昔は、ペットが亡くなられると、保健所で処分してもらうという方が
多かったのですが、今は、キチンと火葬をしてご遺骨をお祀りする方が
多くなってきています。
ペットの葬儀を行っている会社には、大きくは2つあって、ワゴン車に
火葬炉を積んでいる、移動火葬車で事業を行っているところと
固定の施設で火葬を行っているところがあります。

また、火葬の条件にも3種類あり、
@ お任せ合同火葬・・・業者に火葬も埋葬も任せる
A お任せ個別火葬・・・火葬は業者に任せるけれど、遺骨は返してもらう
B 立会い火葬・・・・・人と同じように火葬、収骨までを行う
それぞれによって、価格も変わりますので、ご質問の方のように
老犬を飼っておられる方は、事前に施設やサービス内容、価格なども
調べておかれることをお勧めいたします。
妹尾:
続きまして……

68歳・女性
夫の家には代々継がれているお墓があるのですが、自分が死んだ時、
そのお墓に一緒に入りたくありません。
でも、一般的にはやっぱり一緒に入るべきなのでしょうか?
それとも、無理に入らなくてもいい方法があるのでしょうか?
妹尾:
少し前に熟年離婚という言葉も流行りましたけど、
最近は、死んでまで旦那と一緒にいたくない、という人も多いようですね。
こういうご相談も増えているんでしょうか?
八城:
実は、こういったご質問はかなり多くあります。
ご主人と一緒が嫌と言う方もありますが、それよりも舅さんや姑さんと
一緒に入るのは、絶対に嫌!という方も多いです。
ただ、それをご主人に言うと嫌な顔をされるだろうと、ご主人に内緒で
お一人用のお墓を買いにくる方もあるくらいです。
こういう問題はお気持ちの問題ですので、「こうするべき」という明快な
お答えをすることが難しいのですが、私自身は亡くなられた方の魂は
残った方の心の中にあると思っておりますので、代々のお墓をお子様が
後々、守っていかれるのであれば、お父さんとお母さんが別々の場所に
埋葬されると、実質的に2つのお墓の墓守りをしなければなくなりますので
ここは、百歩譲って一緒に入られるのが、経済的にも、あとの方の為にも
良いのではないかと思います。
ただ、どうしても嫌!という場合は、最初にご紹介したように、別々にという
選択肢もありますので、よくお考えいただいてご判断ください。

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