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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第76回(2015/6/30放送)

妹尾:
今月は「遺品整理」をテーマにお送りしてきましたが、
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
より詳しく「遺品整理」についてお話を伺います。
社長、よろしくお願いします。
八城:
お願いします。
妹尾:
62歳・男性
小生、趣味で切手を集めているのですが、よく家族から
「そんなもの集めて何が楽しいの?」と言われます。
趣味を理解してもらえないのは仕方ないですが、
先週、このコーナーで遺品整理のことを話しておられるのを聞き、
もし、小生が死んだら、今まで集めてきた膨大な切手はどうなるんだろう?
と、フト思いました。
やっぱり家族にあっさり処分されるのでしょうね……
妹尾:
趣味で集めた物がどうなるのか、もちろんご本人は気になるでしょうし、
その一方で、ご家族にとっては、いざ遺品整理の時に扱いに困るでしょうね。
そこで、遺品整理に関する注意点とか、ポイントはありますか?
八城:

遺品整理は物の整理ではありますが、残ったご家族の心の整理でもありますので、
出来るのであれば、早めに行うことがポイントです。
戸建てのお家であれば良いのですが、賃貸の住宅ですと家賃が発生しますので、
そのような意味でも早めに行う方が良いと思います。

この方のように、趣味で集めたものなどは、ご家族がお困りになると思います。
切手ですので、お棺に入れてもらうということもできなくはありませんが、
できればご生前の間に、どなたか値打ちのわかる方に形見分けをするとか、
ご家族に換金しても良いという旨を、エンディング・ノートに書いておかれると
ご家族は助かるのではないかと思います。

妹尾:
続いて、こんなお便りもきています。

53歳・女性
今月のこのコーナーで、「遺品整理」というのは、なかなか思うように進められず、
意外と大変な作業だというお話がありました。
今、まさにそれを実感しています。
というのも、昨年86歳で亡くなった母は物持ちが良いほうだったんですが、
洋服やこまごました物など新しい物も買い足していたので、部屋に物があふれていました。
今年になって少しずつ進めていますが、もっと早くに始めておけばよかったです。
妹尾:
遺品整理を始めるタイミングというのも大事なんですよね?
八城:
ご親族が亡くなってその方が愛用していたものを整理したり処分したりすると
言うことは、とてもつらい事です。
とは言え亡くなられてから10か月以内には相続税の申告を行わなければ
成りませんので、相続税が発生する者に関しては、その期間までに
解決しておかなければなりません。
その他、思い出の詰まった洋服や趣味の品々を、ご家族で整理や処分をすると、
故人様の事を思い出して、なかなか手が進まないので、専門の業者に
手伝ってもらうと作業ははかどると思います。
妹尾:
さきほど社長もおっしゃいましたけど、遺品というのは亡くなった方との大切な
思い出が詰まった品物ですから、トラブルにならないように、心をこめて進めて
いきたいものですね。

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