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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第75回(2015/6/23放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『死後事務について』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
妻(安井):
ハァ……あの人がおらんようになって、毎晩一人で寝るのは
やっぱり寂しいわぁ。夢の中でもええから、会いに来てくれへんかな。
夫(妹尾):
う〜ら〜め〜し〜や〜
妻(安井):
キャーーーーッ!で、で、で、でた〜!!!!
夫(妹尾):
さっきまで会いたいって言うといて、そのリアクションはないやろ。
妻(安井):
ま、ま、まさか、ウチが願ってたから、ホンマに会いに来てくれたん?
夫(妹尾):
いや、そういうわけやないねんけど……
妻(安井):
ほな、何しに出てきたんよ?
はっ!ひょっとしてウチのこと道連れにしようとしてるんとちゃうか?
夫(妹尾):
違うがな。どうせ道連れにするんやったら、もっと若いギャルにするわ。
妻(安井):
年寄りで悪かったな。ほな、一体なんなんよ?成仏したんとちゃうの?
夫(妹尾):
それやがな。どうやらワシ、成仏できひんみたいやねん。
こないだ、三途の川まで行ってな……
妻(安井):
えー、三途の川、見たん?どんなんやった?淀川とどっちが大きい?
夫(妹尾):
まあ、淀川よりはちょっと狭いな。って、そんなことどうでもええねん。
その三途の川を渡ってやな、閻魔さんのとこに行ってん。
妻(安井):
えー、閻魔さん見たん?どんな顔やった?芸能人でいうと誰?
夫(妹尾):
芸能人でいうと阿藤快に似てるかな。って、そんなことどうでもええわ。
その閻魔さんがやな、お前は成仏できんって言わはるねん。
妻(安井):
あ、ひょっとして現世で悪いことしすぎたから?
夫(妹尾):
違うわ。閻魔さんが言うには、死亡届が出てへんぞ、って。
お前、ワシの死亡届、出したか?
妻(安井):
あっ、忘れてた!
夫(妹尾):
困るなぁ。死んだらちゃんと死亡届、出してくれんと……
妹尾:
夫(=被相続人)が亡くなったら、妻(=相続人)がしなければならない
「死後事務手続き」のうち、まず最初にしなければいけないのは、死亡届の提出。
これは、死亡の事実を知った日から7日以内に市町村に提出しなければいけません。
死亡届を提出しないと、ご遺体の火葬や埋葬許可証が発行されないので、
最初に行うべき「死後事務手続き」と言えるでしょうね。
ただ、相続人が自分で手続きするよりも、葬儀業者に任せるケースが多いようです。
安井:
他にはどんな手続きがあるんですか?
妹尾:
被相続人(コントでは夫)の年金支給をストップしてもらう「年金受給権者死亡届」を
年金事務所に提出しなければいけません。
さらに、それと合わせて必要となるのが「健康保険関係の届け出」です。
まず、被相続人(亡くなった人)の資格喪失の手続きをします。
そうすると今度は、被扶養者(コントでは妻)の国民健康保険等に加入する手続きを
しなければなりません。
さらに、被相続人が亡くなったことに付随して支給される葬祭費などの
お金の請求をしなければなりません。
安井:
いろいろあるんですね……
妹尾:
いや、まだまだありますよ。例えば、公共料金の支払いに関する名義変更とか、
被相続人が持っていたクレジットカードの解約手続きとか。
「死後事務手続き」はとても重要ですし、ほとんどの手続きが、
いつまでにしなければいけないか期限が決まっているので、
忘れずに手続きしましょう。

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