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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第71回(2015/5/12放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『エンディングノートについて』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
安井:
アンタ、しっかりして!まだ、あの世に行くのは早いで。
妹尾:
お前には長い間、苦労かけたな……けど、ワシはもうアカンみたいや。
安井:
何を言うてんの。
このままアンタがおらんようになったら、ウチ、どないしたらええの?
妹尾:
お前、そこまでワシのこと、思ってくれとったんか……
安井:
違うがな。アンタが死んだら、ウチ、葬式のこととかどないしたらええの?お墓は?相続のことは?死ぬんやったら、そういう段取り決めてからにしてぇな。
妹尾:
なんや、ワシがおらんようになる寂しさで泣いとったんとちゃうんかい。
安井:
アンタがおらんようになるのは別にどうでもええねん。
おらんようになったアンタに関する後始末が面倒やねん。
妹尾:
ヒドイ嫁やなぁ……ワシかて、そういうことはいろいろ考えてあるわ。
安井:
考えてるだけではわからんがな。お隣の田中さんとこのご主人な、葬式のこととか、お墓のこととか、ぜーんぶエンディングノートに書き遺して亡くなったらしいで。
妹尾:
うっ!く、く、く、苦しい……アカン、どうやらワシもここまでや……
安井:
いやいや、だからアンタ、葬儀はどうしたらええの?
妹尾:
そ、そ、そ、そこのノートに……そこのノートに……
安井:
ノート?ええっと……ああ、あったあった、このノートに書いてあるねんな?
なになに……ワシ、ホンマは目玉焼きには、ソース派やってん……
って、どうでもええわ!もっと大事なこと書いとかんかい!!
妹尾:
そやかて、エンディングノートに何を書いてええのか、わからへんもん。

妹尾:
さてさて、「エンディングノート」について、今回も霊園・墓石のヤシロ八城社長に聞いてきました。
妹尾:
「エンディングノート」とは、自分にもしもの事が起きた時のために、
親族や友人などへのメッセージを書いておくもの。
遺言書と違って法的な拘束力がないぶん、自由な書式で書けるのが特徴です。
安井:
難しく考えなくていいんですね。
妹尾:
エンディングノートには、どんなことを書いておけばいいかというと、例えば……
「自分の経歴や思い出」、「先祖のことや、家系図、家訓など」、
「介護についての希望(誰に、どこで介護してもらい、その費用はどうするか?)」、
「医療についての希望(尊厳死を希望するか?臓器提供をするか?)」、
「老人ホームなど、終の棲家(ついのすみか)に関する希望」、
「お葬式についての希望」、「お墓や納骨についての希望」、「財産の記録」、
「家族や親せき、親友へのメッセージ」などなど。
安井:
できるだけ、いろんなことを、詳しく書いておいたほうがいいんですね。
妹尾:
いま、終活について興味を持っておられる方もたくさんいらっしゃると思います。
その時、自分が死んだらどんな葬式にするか、お墓はどうするか、 相続はどうするか……などなど、いろいろお考えになることでしょう。
でも、考えているだけでは家族に伝わらないので、その考えをエンディングノートに書き記しておく必要があるんです。
安井:
自由に書いていいわけですから、思い立ったらスグに始められそうです。

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