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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第70回(2015/4/28放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、リスナーのみなさんからの質問やご意見にお答えいただきます。
社長、よろしくお願いします。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
まずは、こんなお便りがきています。

55歳・男性
ゴールデンウィークに九州の実家に帰ります。
田舎で父が一人暮らしをしているのですが、まとまった休みがないとなかなか帰省することができません。 だから、父にもしものことがあった時、葬儀の段取りなどスグには決めることができずに、困ってしまうと思います。
本当は普段からこまめに終活のことなど話し合いができればいいのですが、いざという時のために、僕と父は、今から何をしておけばいいでしょうか?
妹尾:
たしかに、実家が遠方だと気軽に帰ることもできないし、お父さんとゆっくり話をする機会も少ないですよね。でも、こういう悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?
八城:
この方のように、ご実家が遠く、ご両親と離れて暮らしている方はいざ、というとき大変だと思います。 まずは、お父様にエンディング・ノートを書いてもらうことをお勧めいただき、その内容に沿って、話し合いをしていくことをお勧めいたします。
この方の場合、九州もご実家に頼れるご親戚やお寺さんなどがあるのかどうかにもよりますが、いざという時、九州まで行って、ご葬儀やその他の手配をすることは大変です。
事前にインターネットで近くの葬儀社に見積り依頼をしておくなどの準備をされておかれると良いのではないでしょうか?

また、少々費用は掛かりますが、ご遺体をこちらへ運ぶという選択肢もあります。
私どものお客様でも、四国の施設にいらっしゃるご両親がいざという時には大阪に搬送して、こちらでご葬儀をしたいという方がいらっしゃいます。
長く病院や施設に入っておられるような場合、地元のお知り合いもほとんどおつきあいがなくなっているという方も多いので、自分たちがそちらへ行って、まったく知らない葬儀社に依頼するより、事前に準備をしておいて故人様をこちらへ、お連れするということも可能ですので、選択肢の一つとしてお考えいただいてもよいのではないでしょうか?
妹尾:
続いて、こんなお便りがきています。

61歳・男性
最近の葬儀は家族葬が増えていると聞きました。
でも、昔かたぎの親戚は、お世話になったみなさんを呼んで、葬儀は盛大に行うものと思っているようです。
将来、両親の葬儀をあげる時は、どちらがいいのでしょうか?家族葬の良いところ、悪いところを教えてください。
妹尾:
このコーナーでも、最近は家族葬が増えているという話題をしたことがありますが実際のところ、どんなメリット・デメリットがあるんでしょうか?
八城:
確かに昔は、ご葬儀はお世話になった、たくさんの方々にお越しいただいてご生前お世話になったお礼を申し上げ「立派な葬儀やったなー」といわれるようにするのが、残った家族の務めだといわれていましたし、地域によっては まだまだ、このようなお考えの方も多いと思いますが、実際問題としては今、ご葬儀の8割は家族葬と言われています。

家族葬にした場合のメリットとしては、まず予算が小さく済むということが、一番だと思います。ご家族やご親族の人数にもよりますが、故人とご縁のあった方々やご近所の方が来ないので、ご葬儀の参加人数がかなり少なくなります。
そうなると、会場の費用や祭壇回りの費用、ご会葬のお礼やお食事の費用など様々な予算が小さく済みますし、ご身内だけなので、あまり見栄を張って豪華なものにすることもなくなりますので、概ね、費用は半分くらいで済むといわれています。
さらに、一般葬の場合は、ご会葬の方々に気を遣うばかりで、故人とのお別れがゆっくりとできなかったということも多いようです。

デメリットとしては、故人が亡くなられことが、事後報告となります。 「なぜ、知らせてくれなかった」とか「家にお参りさせてほしい」などご葬儀の後も、ご弔問者がご自宅へお越しになるということもあるようです。
ただ、最近は「ご葬儀は、故人のご遺志により、近親者のみで執り行いました」と、後日、ご挨拶がくるということが一般的になりつつありますのでそれぞれのご家族に合ったご葬儀を事前に調べておくことをお勧めいたします。

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