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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第67回(2015/4/7放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:

今回からは、内容をリニューアルして、私たちのミニコントも交えながらお送りしていきます。
早速ですが、今日のテーマは『墓じまい』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……

妹尾:
お〜い、母さんや……さっき、便所に行ってフト思い出したんやけど、近頃、墓参りに全然行ってへんなぁ。
安井:
トイレに行ったついでに思い出すことですか。
妹尾:
けど、もうかれこれ300年ぐらい墓参りしてへんやろ?
安井:
300年って、そんなに時間たってたら私らも墓の中やないの。
妹尾:
あ、そうか。けど、今度の日曜にでも久しぶりに行かへんか?
安井:
行きたいのはやまやまやけど、お父さんの田舎、めちゃくちゃ遠いやないの。
飛行機で37時間、そこから船で8時間、電車に乗り換えて15時間で、車で4時間、そこからは歩いて2時間半で―
妹尾:
そんな遠くないわ!俺の田舎、北海道やっちゅうねん!
安井:
ちょっと大袈裟に言いすぎたけど、気軽に行ける場所やあらへんでしょ?
妹尾:
うーん……やっぱり、またの機会にしよか。
安井:
そう言い続けて、もう何年になるの?
妹尾:
そうや、娘の和子に行ってもらお。
俺らももう歳やし、これからは和子に先祖代々の墓を護ってもろたらええねん。
安井:
でもねぇ、和子はお嫁に行って、もう他の家の人間やで。
それに和子が嫁いだの沖縄やん。私らよりも、もっと遠いで。
妹尾:

ほな、先祖代々の墓、誰が護っていくねん?この先、どないしたらええねん?

妹尾:
さてさて、将来、誰がお墓の面倒をみていくかというのは大事な問題ですよね。
そこで最近、注目されているのが『墓じまい』です。
いつもご出演いただいている、霊園・墓石のヤシロ八城社長に聞いてきました。

『墓じまい』とは、古くなったお墓や、管理出来なくなったお墓を撤去して、ご遺骨を新しい場所で供養すること。
安井:
どんな場合に『墓じまい』をしたほうがいいんでしょうか?
妹尾:
例えば、ミニコントにもあったように、
・お墓が遠方にあり、時間的にも負担である。
・子供がいない、あるいは女の子ばかりである。
・高齢となり、体の自由がきかずお墓参りができなくなった
なんていう場合。
安井:
それから、
・お墓の重荷を子供たちに負わせるのが申し訳ない
という人も、『墓じまい』を考えたほうがいいでしょうね。
妹尾:
とにかく、お墓を維持管理していくことが出来ないという人、また、近いうちそのような状況になるかもしれないという人が『墓じまい』について考えておられるようです。
お墓は、護る者がいなくなると、無縁墓になってしまいますし、最悪の場合、お墓が撤去されて他の無縁仏と合祀(ごうし)されてしまいますからね。
安井:
そうならないためにも、『墓じまい』という選択肢を考慮したほうがいいんですね。

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