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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第66回(2015/3/31放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は「終活の総論」として、これまでおさらいとまとめをしていますが、今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、リスナーのみなさんからの質問やご意見にお答えいただきます。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
まずは、こんなお便りがきています。

43歳・女性
ウチには年老いた両親がいます。以前、終活は当人だけでなく、家族から話を切り出してみるのも大切というお話がありましたが、
どのように両親に切り出せばいいでしょうか?「そろそろ終活を考えたら?」とは言いにくいのですが・・・。
たしかに、高齢のご両親にむかって、終活の話って切り出しにくいですよね。
でも、ご両親のためにも、ご家族のためにも、終活は大切なことですし、どのように話せばいいのでしょうか?
八城:
お問い合わせいただいた女性は43歳ということですので、ご両親は70歳前後でしょうか?
これくらいの年齢の方々なら、終活について色々なことをお考えだと思いますが、ひとつずつ具体的に考えてみるということが肝心です。
財産の問題などに、いきなり踏み込むのは難しいと思いますので話のきっかけとしましては、お墓やご葬儀のことが良いのではと思います。
そこから、葬儀や埋葬に関する費用のことや、医療や介護に対する方針などにつなげていければ、しめたものです。
最終的にはその方の雰囲気にもよると思いますが、どのように、話を切り出すかというタイミングをあまり難しく考えずに、先日、お彼岸の時に、ニュース番組の特集でこれからのお墓の問題についての特集をされていましたし、また別のテレビ局でも「終活」についての特集をされていました。このようなテレビ番組がちょくちょくありますのでこういった番組を見ながらですと、ご両親の感想や希望を聞くきっかけになりやすいと思いますし、同居でない場合でも、「この間、テレビでこんなことを言ってたけど・・・」などと切り出してもらうのはどうでしょうか?
妹尾:
続いて、こんなお便りがきています。

72歳・男性
最近、終活について考えるようになりました。
自分が死んだあとで、家族に迷惑はかけたくないと思っているのですが、葬儀やお墓のこと、相続のこと以外で何か決めておいたほうがいいこと、済ませておいたほうがいいことはありますか?

自分が亡くなってからのことを考え出すと、あれもしておかないと、これもしておかないと、とキリがないかもしれませんが…、残されたご家族のために、やっておいたほうがいいことって、どんなことがありますか?
八城:
すでにご葬儀やお墓、相続のことまで決まっているということは、この方は、かなり終活の達人の域に入っておられる方のようです。
終活には、お元気な間から亡くなるまでのこと。亡くなって直後のご葬儀やその後の様々な手続き関係のこと。そして納骨や相続など亡くなられた後のことの3つの段階があります。
残されたご家族のためにとありますので、亡くなられるまでの事で言えばご病気になってしまったときの治療方針やそのための保険の手続き、介護状態になってしまったときに、どのような介護をしてほしいか? また認知症に備えて任意後見人の契約手続きなど、これから生きていく上でのリスクに対するケアもしておかれると良いと思います。
さらに、写真や形見の品など生前で整理できるのであれば、しておくと後々、ご家族は大変助かると思います。
このあたりもエンディング・ノートを使って自分の考えや希望を書いてみて、ひとつずつ出来ることから進めていかれると良いと思います。

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