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ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。
妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表
第60回(2015/2/17放送)
- 妹尾:
- 今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
- 安井:
-
今月は『お片づけ・生前整理』をテーマにお送りします。
今回はその3回目です。
- 妹尾:
-
これまでに、元気なうちに身の回りの物を整理しておいたほうがいいですよ、というお話を何度もしてきましたね。
- 安井:
-
そのためには、まず、自分の持ち物をすべて書きだしてリストを作ることや、
いつまでに、どこの、なにを片付けるか、期限を決めたほうがいいんですよね。
でも、捨てる物と、残しておきたい物の区別って難しいですよね。
- 妹尾:
-
そうですね。だから、自分なりの「捨てる基準」を決めなければいけません。
たとえば、「今、役立っている物は捨てない」「思い入れのある物は捨てない」
3年以上、着ていない衣類は捨てる」というようにね。
- 安井:
-
なるほど、自分なりの基準ですか……
人に言われて捨てると、後悔することもありそうですもんね。
- 妹尾:
- それでも捨てるべきか残すべきか迷ったら、5W1Hにあてはめて考えましょう。
「What これは何?」「Why なぜ取ってあるの?」「When いつ必要なの?」
「Where どこで使うの?」「Who 誰が使うの?」「How much? いくらしたの?」
これに当てはめると、わかりやすいですよ。
- 安井:
-
たしかに、いる物と、いらない物の区別ができそうです。
でも、物を整理するのって、とても大変だし、時間もかかりそうですね……
- 妹尾:
- そうですね。ただ、避けては通れないことでもあります。
残される家族に負担をかけないために、物の片づけ・整理をして、
そのうえで介護が必要になった時の費用なども考えて、家を売却して、
その資産でより良い老後生活を送っていらっしゃる方も、たくさんいるそうです。
- 安井:
- 残された大切な人たちが困らないように……
そして、充実した老後を送る……
これこそ「終活」の一番の目的ですもんね。