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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第52回(2014/12/23放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『墓じまい』をテーマにお送りしていますが、今日はその4回目です。
今回は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
リスナーのみなさんからの質問やご意見にお答えいただきます。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
まずは、こんなお便りがきています。

72歳・女性
私の主人は愛媛県の出身で、就職で出てきてからずっと大阪にいます。
以前は、年に2〜3回は愛媛のお墓参りに行っていましたが、
今は3年に一度位、夫婦二人で両親の墓参りをしています。
でも、段々歳をとり、お墓の維持が難しくなってきています。
とはいえ、東京で就職し、結婚した息子に愛媛の墓守りは頼めません。
主人は長男で、妹と弟がいますが、どうしたら良いでしょうか?
妹尾:
この「雪だるまさん」のように、故郷から離れて暮らすという方はどうすれば良いでしょうか?
八城:
そうですね。この「雪だるまさん」の場合、ご主人が長男ということですので、
昔であれば、当然、ご主人がお墓を引き継ぎ、息子さんへさらに引き継いでいくというのが当たり前だったと思うのですが、ご相談にもありますように、東京にいる息子さんに愛媛県のお墓を継いでもらうということが、距離的にも、それに伴う、経済的にも、またそれを次の世代に引き継がなくてはいけないという精神的にも、プレッシャーをかけることになります。
仮に、ご主人の兄弟に引き継げる状況があれば良いのですが、そうでなければ、
将来、お墓の引き継ぎ手がいなくなり、ご先祖が無縁仏になってしまいます。
妹尾:
でも、「雪だるまさん」のような方は、これから増えていくのではないですか?
八城:
そうですね。同じ地域に親子が代々住み続けるということが減り、さらに、
超少子化で人口減少していくなか、お墓を代々継いでいくということが難しくなっています。
妹尾:
そうすると「墓じまい」を検討した方が良いわけですね?
八城:
そう思います。
ただ、仮に急に「雪だるまさん」のご主人にご不孝が起こってしまったらどうなるでしょうか?
「墓じまい」を検討するにしても、「雪だるまさん」がご主人の兄弟と相談しないといけませんが、 その場合、決定権が誰にあるのか判りづらくなります。
だから、「墓じまい」を検討するなら、兄弟同士でご相談が出来る、つまりご主人がお元気なうちでないと 「雪だるまさん」や息子さんは大変ご苦労されるのではないかと思います。
妹尾:
なるほど。ご親戚で意見が合わずに揉めると大変ですし、
主人の兄弟と話し合いをするとなると、よけいにややこしいくなる可能性がありますね。
そういう意味でも、早めに考えて相談しておいた方が良いですね。
八城:
その通りだと思います。

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