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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第51回(2014/12/16放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『墓じまい』をテーマにお送りしていますが、今回はその3回目です。
妹尾:
「墓じまい」とは、古くなったお墓や、管理出来なくなったお墓を撤去して、 遺骨を新しい場所で供養することですが、 そこで問題となるのが「お墓の撤去」についてです。
安井:
お墓から遺骨を取り出して、そのお墓を解体して更地に戻すだけのことではないんですか?
妹尾:
「お墓の撤去」を簡単なことのように考えている人も意外と多いそうですが、
実際は、そうでもないんです。
例えばお寺の場合、「墓じまい」のために檀家をやめると報告すると、 これまでのお礼として
高額なお布施を要求されるケースもあるそうです。
安井:
それは困りますね。
妹尾:
また過去には、遺骨を散骨するために「墓じまい」をしたいと伝えると、
散骨は違法だとか、先祖が成仏できない、と言われた人もいるそうです。
安井:
お寺からそういったことを言われると、「墓じまい」を迷ってしまいますね。
妹尾:
それに、今の墓石を解体するには石材店に依頼しなければいけませんが、
お寺と提携している石材店しか墓地に入れないことが多くて、
そういった石材店に見積もりを頼んでも、高い金額を提示されたりして、
お寺での「墓じまい」は、とても難しいのが現状だそうです。
安井:
では、公営や民間の霊園の場合はどうでしょうか?
妹尾:
その場合、例えば、散骨するという理由で「墓じまい」をする時は、 役所への届け出が必要だったり、いろんな証明書がないと遺骨を取り出せない と言われることも、よくあるそうです。
安井:
すんなり「墓じまい」ができればいいですけど、思うようにできないことも多いんですね……

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