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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第47回(2014/11/18放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『葬儀』をテーマにお送りしていいますが、今日はその3回目です。
今回は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
リスナーのみなさんからの質問やご意見にお答えいただきます。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
こんなお便りがきています。

53歳・女性
ウチの家族や親類は、幸せなことにみんな健康です。
だから、葬儀ってあまり身近なこととは思わなかったのですが、
そのぶん、よくよく考えてみるとわからないことだらけです。
まず、身内が亡くなったたら、どうしたらいいのでしょう……
病院の方がいろいろ教えてくださるのでしょうか?
妹尾:
葬儀までの段取りって、わからないことや不安なことが多いと思います。
あとで後悔しない葬儀をあげるには、まず何から始めて、どのように進めていけばいいのでしょうか?
八城:
今、一年間の死亡者人口は125万人以上になっていますが、そのうちの8割以上 の方が、病院でお亡くなりになります。病院という所は、生きている人には優しいのですが、亡くなってしまうと、割に厳しい所で、大抵の病院では2〜3時間から遅くとも4〜5時間の内には、ご遺体を搬送してほしいと言われますので、まず一番にすることは、ご遺体の搬送業者と搬送先を決めるということです。
妹尾:
この場合、搬送業者が決まっていない場合、病院で紹介はしてくれるのですか?
八城:
病院で搬送業者を紹介してくれる場合もありますが、大抵、この搬送業者は、その病院と懇意にしておられる葬儀社ですので、搬送を依頼する=そのまま葬儀をお願いすることになってしまう場合が多いです。
妹尾:
では、病院の紹介以外ではどんな方法がありますか?
八城:
昔は電話帳で近くの葬儀社を探す方が多かったのですが、
今はインターネットで検索して、名前を知っている業者や、良心的そうな業者を選んで、
依頼するという場合が多くなっているようです。
妹尾:
すると、具体的な葬儀内容も見積りもする前に、先に葬儀社を決めてしまうことになるんですか?
八城:
そうなってしまいます。
しかも、普通、一人の方が何回も経験するものではありませんので、何にどれくらいの費用が掛かるといったことがわかりません。その結果葬儀社の言いなりに、費用が掛かってしまうという場合が多く、葬儀が終わって、いざ精算となった時に、驚いたという方も多く、トラブルになることも少なくありません。
妹尾:
では、そのようなトラブルにならないためにはどうすれば良いのですか?
八城:
やはり、ここは「終活」です。
お元気なうちに何社かの葬儀社に事前相談や事前見積もりをしてもらっておいて、葬儀の規模や予算を決めておかれることをお勧めいたします。
最近はご家族、ご親族だけでお送りする家族葬が多くなっていますが、家族葬といっても、一家族で数名という方から、ご親族が集まると30名以上という方も あります。人数やご希望により、金額が変わりますので、だいたいの人数とこれは是非、してほしいというご希望などがあればエンディング・ノートに書いておかれたり、ご家族の方に伝えておかれたりすると良いでしょう。
自分やご家族がご病気になってからでは、縁起が悪くてなかなか葬儀社にお訪ねすることすらできにくくなりますので、お元気な内にお考えいただくと良いと思い ます。

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