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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第42回(2014/10/14放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『相続と遺言書について』をテーマにお送りしていきます。今日はその2回目です。
妹尾:
前回は、相続する財産には、残された家族にとってマイナスのものがあったり、
相続をめぐって身内同士がトラブルになったりすることもあるので、
あらかじめ、自分にはどんな財産があって、誰に相続するのか、
遺言書を書いておくほうがいいですよ、というお話でした。
安井:
遺言書と似たようなもので「遺書」というのもありますけど、どう違うんでしょう?
妹尾:
遺書は、死ぬこと前提に、身の潔白や、誰かへの恨み、家族への想いなどを書いた手紙のことで、財産についてはあまり書きません。
安井:
では、遺言書ってどんなものですか?
妹尾:
遺言書は、自分の財産を、自分の意思で自由に家族や家族以外の人に配分したり、
相続人たちが争うことなく遺産の分割ができるようにするためのものです。
だから、法的な効力を持たせるために、決められた書式や、厳しい基準があります。
例えば、自分の署名や日付がないと無効になってしまうんです。
安井:
遺言書がないことでトラブルになる場合もあるんですよね?
妹尾:
そうですね……遺産を分割するための協議は相続人全員が参加して行うんですが、
相続人の一人でも協議に反対すると、いつまで経っても話し合いが終わりません。
こんな時、遺言書に遺産分割の方法が書かれているとスムーズに事が進みますよね。
また、家族以外のお世話になった人など、特定の人に財産をあげたい場合は、
遺言書が無いと、財産を与えることができません。
安井:
なるほど、やっぱり遺言書って大事なものなんですね。
妹尾:
ところで、遺言書とひと口に言っても、いろんな種類があるんですが……
そのお話は、また来週。

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