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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第40回(2014/9/16放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『葬儀について』をテーマにお送りしていますが、今日はその4回目です。
今回は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
リスナーのみなさんからの『葬儀について』の質問やご意見にお答えいただきます。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
まずは、こんなお便りをいただきました。

62歳・女性

私は、独身の一人暮らしです。
もし私が死んだら、葬儀や埋葬はどのようになるのでしょうか……

妹尾:

葬儀をするか、しないかの選択はできると思うのですが、
こういった方も多いと思いますが、一人暮らしの方に、何かアドバイスはありますか?

八城:
通常、お一人暮らしといえども、まったくご身内がいないと言う方はほとんどありません。
ただ、ご親戚がいたとしても、お付き合いが少ないので、あまり負担や迷惑をかけたくないとおっしゃられる方は多いと思います。 そのような方々にも、今は、ご葬儀や埋葬に関して、生前である程度決めておくことができます。
ご葬儀にしても、あまり大層にしたくないので、火葬のみのお別れの直葬で良いとか、
埋葬に関しても永代供養や散骨で良いといったご希望を生前の内にきめておいて
ご契約になる方が今、増えてきています。
ただ、亡くなられてから歩いてくるわけにいかないので、 ご親族や身近な方に、
ご希望を伝えておくことが必要です。
もし、そういった方が近くにいらっしゃらない場合は、弁護士さんや 司法書士さん、
行政書士さんなどにご相談いただき、成年後見や見守り、 死後事務委任といった
契約を交わしておかれることをお勧めいたします。
妹尾:
では、続いてのお便りです……

37歳・女性

私はフリーライターで、もし急に人生が終わった場合はクライアントに迷惑が
かかってしまいます。
そのため、エンディングノートに
「現在進行中の案件があるA社、B社、C社に連絡をしてください」
ということは常に書くようにしています。
ただ、一つ気になるのが、死亡通知のことです。
私は小規模な葬儀を希望しています。
また、友人、知人が全国のあちこちにいるため、葬儀に来てもらうとしたら、
交通費などの点で申し訳ないと思います。
そのため、葬儀後に死亡通知を出してもらう形を希望しています。
ただ、それだと「なぜ、知らせてくれなかったんだ」と思う人がいるとか、
「葬儀後に弔問客がバラバラのタイミングで来るため、遺族が疲れる」
という話も聞きました。
死亡通知は、いつ、どのタイミングで出すのがいいでしょうか?

妹尾:

このコーナーでも、最近は「家族葬」や、ごく親しい身内だけで葬儀を行う
ケースが増えている、というお話をしましたけど、誰を葬儀に呼ぶかというのは
大事な問題ですよね。
それに、身内だけで葬儀をした場合、呼ばなかった方々にどのように報告すれば
いいのかも気になりますが、社長、いかがですか?

八城:
通常、死亡通知は、亡くなってすぐにご葬儀のご案内を送る場合と、
亡くなってから暫くしてから、ご遺族から亡くなった旨をお知らせする場合がありますが。
この方は後者の場合と思いますが、通常、四十九日くらいを目安にしている方が多いと思います。
内容は、故人の遺志により葬儀・告別式は近親者のみで行った旨をお伝えし、
ご連絡しなかったことをお詫びするという内容が多いと思います。
こういった場合でも、エンディングノートにどなたにどのタイミングで
お知らせするかといったことを、書いておかれることをお勧めいたします。
特に、暫く会っていない方や、年賀状のやり取りだけになっている方など
ご本人でないとわからないお付き合いの度合いというものがあると思いますので
エンディングノートにひかえておかれると、ご家族は大変助かると思います。
また、最近ではインターネットを使って、亡くなった際にメッセージをメールで届けるという
サービスを行っているところもありますので、そういったサービスをご利用されるのも良いかと思います。

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