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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第39回(2014/9/16放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
今月は『葬儀』をテーマにお送りしていますが、今日はその3回目です。
妹尾:
これまでは、自分が死ぬ前に、あらかじめ葬儀屋さんやプランを決めておくと、
自分の思い通りの葬儀が行えるうえに、費用も格段に安く抑えることができる、
さらには、残された家族の負担も減らせる、というお話でした。
安井:
でも、どんなお葬式にするのか、決めるのはなかなか難しいですよね。
本人や家族の問題だけじゃなくて、世間体もありますし……
妹尾:
たしかに、以前は世間体を気にしたり、見栄を張ったりして、
故人をなるべく立派に送り出すことが遺族の務めと思われていました。
でも最近では、今までのような形式的なお葬式は避ける傾向にあって、
代わりに、家族のみで亡くなった人を送り出す「家族葬」が増えているそうです。
安井:
それは、どうしてですか?
妹尾:
昔よりも他人や地域社会とのつながりが希薄になったことが一つの原因です。
本来、お葬式というのは地域規模で開催されたもので、同じ地域に住んでいるなら、
たとえ普段はあまり顔を合わさない人でも、誰かの葬儀となれば弔問に訪れたり、
式のお手伝いをしたりしてくれたものです。
安井:
そうですね、そんなお付き合いもたくさんありました。
妹尾:
でも最近は、核家族化や新興住宅地への移住が進んで、周りにご近所の世話をしてくれる人が
少なくなったり、ご近所付き合い自体も少なくなっています。
そんな地域では、昔のような世間体を気にしたお葬式をする必要がないんです。
そこで最近増えているのが、「家族葬」というわけです。
安井:
家族葬だと、手間も費用も少ないうえに、余計な気もつかわなくていいですもんね。
妹尾:
もちろん、亡くなった人の生前の交流関係や立場、住んでいる地域の付き合いなど、
いろんな事情を考慮したうえで決めなければいけませんが、
いまや「家族葬」は立派な選択肢の一つになっているんです。

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