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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第33回(2014/7/22放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について語り合っていきます。
安井:
これまで2週にわたって「お墓」をテーマにお話ししてきましたが、
今日はその3回目です。
今回は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
リスナーのみなさんからの「お墓」にまつわる質問にお答えいただきます。
八城:
よろしくお願いします。
妹尾:
まずは、こんなお便りがきています。

四條畷市の女性
戦死した父のお墓参りも、愛媛県・八幡浜(やわたはま)にあるため、
50回忌の後はできていないのですが、位牌には毎朝、お茶と線香をあげています。
でも、自分が死んだ後は、誰もお墓をみてもらえないので、位牌を自分の棺に
入れてもらい火葬する予定です。おかしいでしょうか?
妹尾:
社長、いかがですか?
八城:
この方の場合、お墓を見てもらえなくなるという問題と
お位牌をどのように処分するかという、2つの問題があるように思います。
お墓については、ご親戚などが近くにいらっしゃるのかどうかが、ご質問の
文章ではわかりかねますので、お位牌についてお答えしたいと思います。

お位牌は最初、お祀りする際に、寺院にお願いをしてお性根入れをしていると思います。
寺院にお尋ねすると、魂を入れて何年もの間、ご供養しておられるお位牌ですので、
キチンとお性根抜きをしたうえで処分される方が良いとおっしゃいます。
また、葬儀社の立場から申し上げると、火葬場によっては、お棺に入れる副葬品について、
お花以外はダメという厳しい規制のある火葬場も最近はありますので、
あまりお勧めはできません。
従って、私どものような業者やお寺にお持ちいただき、魂抜きをして
お焚きあげをしてご供養されることをお勧めいたします。
妹尾:
では、続いてのお便りです。

吹田市の女性
いつも聴いていますが、「墓じまい」のことは特に参考になりました。
田舎に、新しいお墓と、昔からのお墓があり、先々のことを考えてしまいます……
妹尾:
社長、この方のようなケースは多いんでしょうか?
また、こういった場合は、将来、お墓はどうしたらいいんでしょうか?
八城:

今、少子高齢化さらに人口減少社会になってきておりますので、最近、特に
「墓じまい」のご相談が多くなってきています。
これまで、お墓というと「ご先祖様をお祀りするためのもの」という過去に
対しての思考の方が多かったのですが、最近のお客様は自分を含め、将来
を見据えて、今あるお墓の存続をどうするか?将来の祭祀はどうするのか
ということをお考えになります。
もともとお墓というものは固定性と永続性がもとめられるものですが、
今の社会は流動化、無縁化の社会になり、お墓そのものが足かせになりつつ
あります。従って、過去のお墓を無縁にしないよう、永代供養をして
未来に備え、将来、子供たちが困らないように「墓じまい」をお考えになる
方が増えてきているわけです。

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