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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第188回(2018/1/9放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『リビングウィルと尊厳死』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
司会(安井):
みなさん、こんにちは。
「ニュースそうやったんか!」のお時間です。
いま話題のニュースについて詳しく解説していただくのは、
もちろんこの方……
池ノ上(妹尾):
どうも、池ノ上彰(いけのうえあきら)です。
司会(安井):
今回の話題は「リビングウィル」ということですが、
池ノ上さんは、これについてどうお考えですか?
池ノ上(妹尾):
いや〜、これは大事な問題ですね。
もちろん、私は必要だと思いますよ。
司会(安井):
必要、といいますと?
池ノ上(妹尾):
だから、やっぱり家には「リビング」は「いる」でしょ?
いついるの?
今でしょ!
司会(安井):
いやいや、「リビング」が「いる」かどうかじゃなくて、
リビングウィルですよ、リビングウィル。
それに、違う人の決めゼリフも混ざっちゃってますけど……
池ノ上(妹尾):
リビ、リビ…リビング、ウィル?
司会(安井):
まさか、ご存知じゃないんですか?
へ〜、池ノ上彰さんでも知らないことってあるんですね。
池ノ上(妹尾):
知らないわけないでしょ、僕を誰だと思ってるの?
僕でしょ!
司会(安井):
「今でしょ」のノリでそんなこと言われても。
とにかく、リビングウィルについてご存知ないんですね?
池ノ上(妹尾):
いや、あの、その……
司会(安井):
リビングウィルというのは、どんな最期を迎えたいかという意思を
生きているうちに表明することです。
池ノ上(妹尾):
ああ、それそれ!
司会(安井):
いやいや、知らなかったでしょ?
池ノ上(妹尾):
いつ知ったの? 今でしょ!
妹尾:
リビングウィルとは、「生前の意思」とか「活きているうちに有効とする遺書」と
いう意味です。
具体的には「延命治療の有無」「葬儀の方法」「臓器提供の意思」などの内容を
自分の考えに応じて表明することです。
安井:
これは大切なことですね。
妹尾:
リビングウィルのうち「葬儀の方法」や「臓器提供の意思」などは比較的簡単に
自分の考えを明らかにすることができます。
しかし、「延命治療の有無」といった終末期の治療内容に関しては、
医学の知識がないと、とてもできるものではありません。
安井:
たしかにそうですね。
妹尾:
リビングウィルでもっとも大きな問題となるのは、
「単に延命する目的だけの治療を望むのか、望まないのか」の意思決定です。
今の症状が少しでも良くなるか、ならないかが明白であれば意思決定もしやすいと
思います。
でも、症状が良くなる可能性があると言われても、結果的に良くならないという
ケースもありますし、延命治療をするかどうかの判断は難しいものです。
安井:
だからこそ、早いうちからリビングウィルについて考えておくことが肝心ですね。
妹尾:
意思決定を明確に行える能力がある時に、これらの意思表示をしておくことで
自分の希望通りの最期を迎えることができます。

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