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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第180回(2017/10/10放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:

今月のテーマは『ペットのための終活』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……

老人(妹尾):
すいませーん。
ペットを飼いたいと思うてまんねんけど……
店員(安井):
いらっしゃいませ。
ウチのペットショップは、いろんな生き物を扱っておりますが、
どのような生き物をお考えですか?
老人(妹尾):
老人の一人暮らしやさかい、世話のかからんのがええでまんねん。
店員(安井):
最近は、高齢者の方がペットを飼われるケースが増えてるんですよ。
人気なのは、やっぱり犬か猫ですけど。
老人(妹尾):
ワシ、犬アレルギーと猫アレルギーでまんねん。
店員(安井):
では、インコなんていかがですか?
老人(妹尾):
残念、インコアレルギーでまんねん。
店員(安井):
意外と人気のあるハリネズミなんていかがですか?
老人(妹尾):
うわ〜、ハリネズミアレルギーでまんねん。
店員(安井):
そんなんあるんですか?
それやったら……あ、そうや、亀なんてどうです?
老人(妹尾):
亀か、それやったら大丈夫でまんねん。
店員(安井):
ほら、亀は万年って言うぐらい長生きで、なんかめでたいですし。
老人(妹尾):
全然めでたいことあらへんでまんねん。
店員(安井):
なんでですか?
老人(妹尾):
ワシ、明日で108歳でまんねん。
今から万年も生きられたら、お世話できひんでまんねん。
店員(安井):
めちゃくちゃ長生きですね!
老人(妹尾):
しゃあない……いいペットに出会えるまで、首を長〜くして待つか。
妹尾:
ひとり暮らしの高齢者が、パートナーとしてペットを飼っていることは、
めずらしいことではありません。でも、そんな高齢者の方たちの心配ごとは、
「ペットよりも先に自分が死んでしまったら……」ということです。
そこで飼い主さんは、「ペットのための終活」も考えなければいけません。
安井:
ペットのために終活って、どんなことができるんでしょうか?
妹尾:
例えば、自分に万が一のことがあった時の「ペットの引き取り先の確保」です。
信頼できる人にお願いしておくようにしましょう。
そして、あらかじめ、引き取り先の人とペットをたびたび引き合わせて、
仲良くなってもらうことが大切です。
安井:
他に、ペットのための終活として、できることはありますか?
妹尾:
ペットのためのエンディングノートを用意しておくことも忘れずに。
ごはんの回数、散歩の時間、好きなこと、嫌いなことなどをノートに書き残して
新しい飼い主に伝えることで、慣れない環境でも少しでもストレスなく生活できる
ようにしてあげましょう。
安井:
ペットのためのエンディングノートも必要なんですね。
妹尾:
それから「ペット信託」を検討してみては、いかがでしょうか?
ペット信託とは、飼い主が亡くなった後、自分の代わりにペットを飼育してくれる
人を決めて、その人に飼育費として残す財産を管理するための仕組みです。
大切なペットのために、確実に財産を残せる方法として注目されているそうです。

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