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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第179回(2017/10/2放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:

今月のテーマは『ペットのための終活』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……

飼い主(安井):
ジョン……しっかり! また元気になったらお外で遊ぼ!
せやからジョン、頑張らなアカンで!
犬(妹尾):
(力無く)ワン……ワン……
飼い主(安井):
ねえ先生、ジョンは助かりますよね?
……え? もう無理? そんな……
犬(妹尾):
クゥ〜ン……クゥ〜ン……
飼い主(安井):
ほら先生、ジョンも「助けて」って言うてますやん。
……え、そんなこと言うてないって?
いやいや、先生はなんぼ有名な獣医かしりませんけど、
私、飼い主ですから、ジョンの言いたいことは完璧にわかります。
犬(妹尾):
キャイ〜ン……
飼い主(安井):
うん、そうやな、ジョン。
また元気になって、お友達のポチと遊ぶんやもんな。
……なんですか、先生?
そんなこと言うてないって?
いや、だからね、私は10年以上ジョンと暮らしてきたんですよ。
犬(妹尾):
(力無く)ワン……ワン……
飼い主(安井):
うん、うん、そうやな、ジョンの気持ち、ようわかるで!
ああ、先生にもジョンの言葉わかるとええのに。
……え、この魔法の薬を飲ませたら、一言だけ人間の言葉が
しゃべれるようになるですって?!
犬(妹尾):
(力無く)ワン……ワン……
飼い主(安井):
さあジョン、私の言うてることが正しいって証明するためにも、
今までなんて言ってたのか、先生に聞かせてあげて。
犬(妹尾):
ゴクン……あ、あ……
飼い主(安井):
ジョンが、ジョンが、人間の言葉しゃべろうとしてる!
さあ、最後に言い残したいこと、私と先生に聞かせて!
犬(妹尾):
なんで……私、メスやのにジョンって名前、付けたん?……ガクッ
飼い主(安井):
ジョーーーーーーン!そんなこと言いたかったん?
妹尾:
家族の一員として、ペットを飼っているご家庭も多いと思います。
ただ、いつかやってくるのがお別れの時。
ペットが亡くなると、気が動転して不安になります。
でも、まずは心を落ち着かせて、一度にたくさんのことを考えるより、
自身でできることから行いましょう。
安井:
どんなことをしなければいけないんでしょうか?
妹尾:
まずは、愛着のあるタオルや毛布を敷いて、そこに遺体を寝かせてあげましょう。
そして、毛並みを整え、ぬるめのお湯でぬらしたガーゼやタオルなどで
全身をやさしく拭いて清めてあげてください。
安井:
遺体を清めたら、次に何をすればいいですか?
妹尾:
体の大きさに合う箱や段ボールなどに、寝かせてあげてください。
直射日光が当たらない風通しのいい場所に安置して、
保冷剤やビニール袋に入れた氷などで頭部やお腹を冷やしてあげて下さい。
安井:
葬儀業者にも連絡しなければいけませんよね?
妹尾:
そうですね。気持ちが落ち着いてきたら、心安らかに送ってあげる葬儀のことを
考えましょう。
そして、愛用品や好きだったお菓子など、一緒に火葬してあげるものを準備します。
それらの準備が終わったら、葬儀を待つ限られた時間にお通夜をしてあげては
どうでしょうか?
特別にかしこまらなくても、お花、写真、好きだった食べ物などをお供えして、
思い出を振り返りましょう。

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