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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第171回(2017/7/18放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:

今月のテーマは『永代供養(えいたいくよう)と散骨』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……

男(妹尾):
どれどれ、こないだ仕掛けた罠に獲物はかかってるかな?
おお、丸々と太ったイノシシがかかってるがな!
女(安井):
プギィ〜、プギィ〜!!
って、誰がイノシシや、私、こう見えても人間ですねん。
男(妹尾):
なんや、人間かいな。
女(安井):
間違えへんでしょ、普通。
それより、はよこの罠を外してください。
男(妹尾):
答え次第では、罠をとくことはできんな。
アンタ、ワシの私有地の山で何やっとったんや?
女(安井):
何って、こないだ亡くなったお父ちゃんの遺骨を
この山に散骨してあげようと思って。
お父ちゃん、子供の頃によう遊んだ思い出の山って言うてたから。
男(妹尾):
アホなこと言いな!私有地に骨なんか撒いたらアカンがな。
女(安井):
え、そうなんですか?
けどお父ちゃん、「この山はワシの庭みたいなもんや」って
よう言うてましたけど。
男(妹尾):
なに勝手に自分のモンにしとんねん。
女(安井):
でもね、加山雄三かて「♪海よ、俺の海よ〜」って歌ってますやん。
男(妹尾):
それとこれとは話が違うがな。
とにかく、この山はワシの私有地やさかい、勝手に散骨したらアカン!
女(安井):
なんやのケチ!それに、はよ罠外してぇな。
男(妹尾):
もう二度とワシの山に立ち入らんって約束するなら外したる。
女(安井):
そんな約束できひんわ。
男(妹尾):
なんでや?
女(安井):
だってこの山、私も小さい頃によう遊んだ、庭みたいなんやもん。
男(妹尾):
お前も言うか!
妹尾:
近年、一般的なお墓ではなく、海などへの散骨などを選ぶ人が増えているそうです。
でも、散骨をする場合、予期せぬトラブルが発生することもあるそうなので、
散骨をする際の注意点をふまえて、トラブルを防ぐための事前準備が必要です。
安井:
どんなトラブルが起こり得るんでしょうか?
妹尾:
例えば……遺骨を他人が所有する山林に許可なくそのまま撒いてしまった。
また、遺骨を自分の庭に撒いてしまった。
など、許可がない、もしくは許可されていない場所に散骨したケースです。
これらの行為は違法ですから、処罰されることもあります。
山に散骨するなら墓地としての許可を得ている土地で行いましょう。
また、自治体によっては条例を設けて散骨を規制しているところもあるそうなので、
事前に確認する必要があります。
安井:
他にも気を付けたほうがいいことは?
妹尾:
たとえ、亡くなった本人の希望で海や山へ散骨したとしても、
親戚からは「墓を建てるお金が惜しいのか」とか「お参りができないじゃないか」
などと攻め立てられてしまい、親族関係が悪くなってしまうこともあります。
安井:
そうならないためには、どうすればいいんでしょうか?
妹尾:
あらかじめ、家族や親戚としっかり話し合っておくことが大切です。
また、遺骨が全く手元に残らないと、後で後悔するご遺族が出てくるかも
しれないので、遺骨の一部だけを散骨することも一つの手です。

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