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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第159回(2017/4/25放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
みなさんからの疑問・質問にお答えいただきます。
八城:
お願いします。
妹尾:
まずは、こちらの方から……

55歳・女性
先日、82歳の母と相続の話をしました。
その中で、父からプレゼントされた宝石類は大事にしていたので、
一緒にお墓に入れて欲しいと言われました。
そこで質問ですが、宝石や思い出の品をお墓に納骨してもいいんでしょうか?
妹尾:
思い出の品を棺に入れることはありますが、納骨の時も一緒に入れることは
できるんでしょうか?
八城:
お墓にご遺骨と一緒に納める物のことを「副葬品(ふくそうひん)」
といいます。副葬品を納める文化は世界中にあるようです。   
日本では、縄文時代には無かったようですが、弥生時代からは、
鏡や青銅器などの副葬品が見つかっています。
現在では、故人の日頃使っていたものや、思い入れのあったものなどを、
お墓に一緒に納める場合も時々あります。
これまで、私が経験した中では、写経やお手紙、メガネや入れ歯、
お気に入りの帽子や衣類などが多かったです。
宝石や時計などは一般的には形見分けをされる場合が多いと思いますので、
私はお納めさせていただいた経験がありませんが、あまり高価な物を
お納めするのは、盗まれることは無いと思いますが、お勧めはいたしません。

通常墓地をご契約される場合、その墓地の使用規定があり、ご遺骨以外の物を
埋葬することは原則禁止されているというところが多いので、ご遺骨以外の
物を納めたいという場合は、墓地の管理者に確認が必要になります。
寺院墓地などの場合もお寺のご住職に確認される方が良いと思います。
墓地の管理者が、お墓への副葬品の埋葬を許可してくれた場合でも、
故人が好きだったからといって、食べ物などは腐って匂いなどがする場合もありますので
一緒に納めず、お供えをしていただくようにしてください。
 
妹尾:
続きまして……

53歳・男性
先日、実家に帰った時に母親が急に倒れて頭を強く打ってしまいました。
幸い、大事には至らなかったのですが、両親が高齢だと、いつ何が起きても
おかしくないのだと痛感しました。
そこで、いざという時のためにいろいろ準備をしておかないといけないと
思うのですが、贈与や相続について、両親にどう話を切り出せばいいでしょうか?
妹尾:
贈与や相続の問題って、ちゃんとしておかないと、後で問題になることも
あるでしょうし、いいアドバイスをお願いします。
八城:
子供の側から、ご両親に贈与や相続の話を切り出すのは難しいですよね。
そうでなくても難しいものが、ご両親のどちらかがご病気に
なってしまったりすると、もっとハードルが上がりますので、出来れば
お元気な内にお話しできるきっかけがあると良いですよね。

こんな場合に是非、活用いただきたいのが「終活セミナー」です。
特に、贈与や相続の関係ですと、銀行や保険会社が行っている
「終活セミナー」がお勧めです。このような金融機関が行っている
「終活セミナー」では遺言や相続の事だけでなく、資産運用のこと
や相続税対策のことなど、知っていると得をすることをたくさん
教えてもらえますので、ご両親だけでなく、ご自身の今後の為にも
是非、足を運んでほしいと思います。
私自身も両親を「終活セミナー」に誘って、結果的に、成年後見と公正証書遺言を
書いておいてもらうことに成功しましたので、この方法はお勧めですよ。
そのほかにも、葬儀社や行政書士、NPO法人などが主催している
「終活セミナー」などもありますので、インターネットで「終活セミナー」で
検索すると、いろいろな項目のセミナーが紹介されていますので、
ご家族の悩みを解決できそうな内容の「終活セミナー」にご両親をお誘いして、
きっかけづくりをしてみてはいかがでしょうか。

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