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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第156回(2017/4/4放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『エンディングノートの必要性』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
夫(妹尾):
おい、さっきから熱心に何書いてんねん?
妻(安井):
何って、エンディングノートやん。
将来、私らがおらんようになっても、一人息子の和夫が困らんように
今のうちからちょこちょこ書いていこうと思って。
夫(妹尾):
エンディングノートなんか、まだ早いんとちゃうか?
妻(安井):
こういうのは元気なうちに書かなアカンねん。
夫(妹尾):
けど、どんなこと書いたらええんや?
妻(安井):
なんでもええらしいで。
残された家族に伝えたいこととか、書き残しておきたいこととか。
夫(妹尾):
そうか……ほんで、お前は何書いてんねん?
妻(安井):
和夫の大好物の、特製の肉じゃがのレシピ。
私がおらんようになっても、おふくろの味が食べられるようにな。
夫(妹尾):
お前の肉じゃがはホンマに旨いからな。
なになに……隠し味に「トカゲのしっぽ」と「カエルのおしっこ」?
風味付けとして仕上げに「鹿のフン」やて?
妻(安井):
そうそう、それが味の決め手やねんな〜
夫(妹尾):
オエッ〜〜〜!!!今まで何を食わせてくれとってん?!
妻(安井):
こうやってエンディングノートに秘伝のレシピを書いとけば、
和夫もいつでも私の味、再現できるわ。
夫(妹尾):
できるか!
妹尾:
親の死というのは、どうしても避けることができません。
そんな時、残された子供は、悲しみとは別に、事務的な手続きやお金のこと、
身の回りの整理に苦労することも出てきます。
「本人に聞いておけばよかった」と後悔してしまうこともあるかもしれません。
そこで、いざという時に残された家族が困らないように書き残しておくのが
「エンディングノート」です。
安井:
最近、エンディングノートを書く人が増えているそうですね?
妹尾:
2011年の東日本大震災がきっかけとなって、30〜40歳代の男女が
エンディングノートを手にするようになってきたそうです。
安井:
エンディングノートは、遺言状とは違うんですよね?
妹尾:
遺言状とは違い、その記載内容に法的拘束力はありません。
エンディングノートは、自分の人生の終りを迎えるにあたり、遺族や友人、知人に
伝えたい内容を記すノートのことで、あくまで、遺された人の負担を減らすことが
目的となっています。
安井:
何を書けばいいんでしょうか?
妹尾:
自分の葬儀や遺産などについてが大半ですが、近年では、後世に残したいレシピ、
自分の宝物などを紹介するページなど、楽しく書き込める遊びのページがある
エンディングノートも増えているそうです。

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