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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第153回(2017/3/14放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『樹木葬について』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
妹(安井):
なあなあ、お兄ちゃん。
お父ちゃんのお墓、どこやったっけ?
兄(妹尾):
ええっと確か……あの桜の木の下に埋葬したんとちゃうか?
妹(安井):
ウソやん!桜は値段が高いからって、杉の木の下にせんかった?
兄(妹尾):
そうやったか?
普通のお墓を建てるより安いからって樹木葬にしたのはええけど、
こんな広い敷地やさかい、どこに埋葬したかわからんようになったわ。
けど、杉の木とはちゃうと思うんやけど……
妹(安井):
せやな、お父ちゃん花粉症やったから、杉の木は嫌いやったもんな。
ほな、木やのうて、花やったんとちゃう?
あそこに咲いてるアジサイとか。
兄(妹尾):
それもないわ。お父ちゃん、カタツムリ嫌いやったさかいな。
妹(安井):
それやったら、向こうに咲いてるチューリップとか?
兄(妹尾):
それ、お父ちゃんの趣味と違うわ。
妹(安井):
ほな、この足元にあるヨモギとか?
兄(妹尾):
それ、樹木葬というより、もはや草やん。
妹(安井):
もう、お父ちゃんどこに眠ってるんよ!
兄(妹尾):
まあ、土に還ったんやし、ここらへんの大地に手あわせとこ。
妹(安井):
あーあ、もっと値段と植える木を選んだら良かったわ……
妹尾:
今、「樹木葬」を選ぶ人が多いそうです。
その理由の一つとして、通常のお墓を建てる場合、土地代や墓石代などで
200〜300万円もかかってしまうところ、樹木葬であれば、かなり費用を
おさえられることが挙げられます。
安井:
樹木葬は、いくらぐらいでできるのでしょうか?
妹尾:
一般的には、永代供養料、永代使用料、納骨費用、年会費などで、
50万円〜80万円くらいのようです。
それに、別途、樹木の購入費用がかかります。
安井:
樹木の値段にもよりますが、普通のお墓を建てるより、かなり割安ですね。
妹尾:
ただ、立地によっても値段は変わってきます。
例えば、1人に対して1本、もしくは一家に対して1本の樹木や花を植えて、
それを墓標として遺骨を埋葬する場合、費用の目安は50万円〜100万円ぐらい。
このタイプだと、以後、同じエリアは使用されない事が多いです。
安井:
本人だけ、または家族だけのエリアが確保できるわけですね。
妹尾:
一方で、大きな共同の納骨エリアで合祀される場合は、
費用の目安は10万円〜20万円ほどです。
格安なぶん、同じエリアが他の人に使われないということが
約束されていないことが多いそうです。
安井:
知らない人が、同じエリアに埋葬されることもあるわけですね。
妹尾:
ですから、子供や孫、親族などがお参りすることも考えて場所や
植える樹木を選ぶことが大切です。

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