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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第152回(2017/3/7放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『樹木葬について』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
女(安井):
お〜ほっほっほっほ!
鏡よ鏡、鏡さん……この世で一番美しいのはだ〜れ?
鏡(妹尾):
はい、もちろんそれは奥様でございます。
女(安井):
まあ、なんて正直な鏡なんでしょう!
ご褒美に、いつもより念入りに磨いてあげるわ、キュッキュッキュ!
鏡(妹尾):
ああ、奥様……そこはダメ、あ、そんなところ強くこすらないで……
女(安井):
こら、気持ちの悪い声を出すでないわ!
男(妹尾):
すいません、敏感なもので。
女(安井):
ところで、お前が私のことを世界で一番美しいと褒めてくれたものの
私も命ある身……
とはいえ、死んでもなお、私の美しさを世の中に知らしめるには、
どうすればよいのじゃ?
鏡(妹尾):
それならば、樹木葬になさればよいでしょう。
女(安井):
なに、樹木葬とな?
鏡(妹尾):
奥様でしたら、真っ赤なバラなどいかがでしょうか。
人々は、バラを見るたびに奥様の美しさを思い出すでしょう。
女(安井):
おお、それこそまさしく私にふさわしいお墓じゃ。
鏡よ、いい知恵を出してくれた礼に、ツルッツルのピッカピカに
磨いてやろう!ゴシゴシ、キュッキュッキュ!!
鏡(妹尾):
ああ、ダメ……そんなに強くしたら割れてしまう……パリンッ!!
女(安井):
おやまあ、鏡がバラバラに割れてしまったわ。
鏡(妹尾):
奥様、バラバラになった私も、バラの樹木葬にしてくださいまし。
女(安井):
なるほど、バラバラだけに。
妹尾:
今、「樹木葬」を選ぶ人がたくさんいらっしゃるそうです。
樹木葬とは、1999年以降に登場した新しい葬儀のかたちで、
樹木や花を墓標にして、その下の地中に、土に触れると分解される骨壺に入れて
遺骨を埋葬する方法です。
安井:
どうして樹木葬が選ばれるのでしょうか?
妹尾:
樹木葬が選ばれる理由の一つは、通常の墓石の購入が難しい独身の人や
子供のいない夫婦、それから、お墓を守っていってくれる継承者がいない人にとって、
樹木葬なら永代供養もしてくれるので安心だからです。
また、近年は“家”という意識が薄くなっているため、「○○家の墓」に入る、
ということに抵抗がある人が増えていることも樹木葬の人気に拍車をかけています。
安井:
時代性も影響しているんですね。
妹尾:
それから、樹木葬は宗教や宗派にこだわらずに埋葬することができます。
こういったことに縛られたくない人にはピッタリの埋葬方法といえるでしょう。
また、「自然に還りたい」という思いを叶えることもできます。
安井:
なるほど……ところで、樹木葬って、どんな樹木でもいいんですか?
妹尾:
樹木葬では、自分が気に入った樹木や、亡くなった方が好きだった花を
植えることも可能です。
ですから、コントにあったようにバラの花を植えられるところもあるそうです。

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