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ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。
妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表
第146回(2017/1/24放送)
- 妹尾:
- 今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
- 安井:
-
今月のテーマは『お墓のお引越し〜改葬について〜』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
- 妻(安井):
-
ハァ……今月は家計が火の車やわ。
- 夫(妹尾):
-
しゃあない、ほな、俺のキャバクラ通いも週3程度で我慢するわ。
- 妻(安井):
-
もっと我慢せんかい!ていうか、行くな!
- 夫(妹尾):
- けど、なんで今月はそんなにやり繰りがキツイねん?
- 妻(安井):
-
だって、田舎にあるお墓を、ウチの近所に改葬するやろ?
その費用がいろいろかかってしもて……
- 夫(妹尾):
-
なんとか費用を抑えられへんのか?いったい、何にお金かかるねん?
- 妻(安井):
-
大きいところでいうと、前のお墓を更地に戻すための費用かな。
石材店にお願いしてるけど、結構かかるねんなぁ……
- 夫(妹尾):
- よっしゃ、ほな、それは俺がやるわ。
- 妻(安井):
- えー、アンタ、そんなんできるん?!
- 夫(妹尾):
- 他には、何に費用かかるねん?
- 妻(安井):
-
あとは、新しいお墓の開眼供養とか。
- 夫(妹尾):
- よっしゃ、それも俺がやろ。
- 妻(安井):
-
いや、そんなんできるん、アンタ?!
- 夫(妹尾):
- あとはなんや?
- 妻(安井):
-
大きい金額とちゃうけど、役所で証明書を発行してもろたり……
- 夫(妹尾):
- よっしゃ、それは役所に頼まんと、俺が書こ。
- 妻(安井):
-
いや、アカンがな!
けど、そこまでして費用を抑えようとしてくれるなんて、
さすが一家の大黒柱、家計のこと真剣に考えてくれてるんやね。
- 夫(妹尾):
-
違うがな、せめて週3でもキャバクラ通いを続けるためやがな!
- 妻(安井):
-
墓石(はかいし)でどついたろか!
- 妹尾:
-
近年、遠方にあるお墓の管理が難しくなったという理由で、自宅から近い場所に
お墓を移して供養する「改葬」が増えているそうです。
でも、改葬するには、どれぐらい費用がかかるものなのでしょうか?
まず、改葬するためには証明書を発行してもらわなければいけません。
自治体や埋葬している墓地によって発行手数料が異なりますが、
埋葬証明書は300円〜1500円、改葬許可証は1000円以内。
それぞれ、遺骨一体につき1通必要です。
- 安井:
- 他には、どんな費用がかかるんでしょうか?
- 妹尾:
-
今までのお墓は更地に戻して返さなければいけませんので、
墓石の処分と区画を整理するのに10万円〜15万円程度。
そして、遺骨を取り出すのに、高ければ3万円ほどかかることがあるようです。
また、魂抜きや閉眼供養として、だいたい1万円〜5万円程度のお布施、
場合によっては檀家をやめるための離檀料が必要なこともありますね。
- 安井:
- 改葬先の墓地や霊園でも、何か費用はかかりますか?
- 妹尾:
-
石材店にお願いして遺骨を納骨してもらう費用として、3万円ほど。
そして、開眼供養のお布施として1万円〜5万円ぐらい。
さらに、新たにお墓を建てる場合は当然、「墓石代」「工事代」「管理費」などが
必要になります。
- 安井:
- いろんな費用がかかるんですね……
- 妹尾:
-
ただ、なかには石材店などに依頼せず、自分でやれば費用をカットできる部分も
ありますので、事前に見積もりをとったり、お寺や霊園に相談してみましょう。