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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第141回(2016/12/13放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『葬式の段取りと遺された親のケア』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
娘(安井):
うわ〜ん、どうしよう?
お父さんが、お父さんが危篤だってぇ〜
こんな時、私はどうしたらいいんだろ……
葬儀屋(妹尾):
これはこれは、お困りのようですね。
娘(安井):
アナタ、どちら様ですか?
葬儀屋(妹尾):
私は通りすがりの葬儀屋です。
お父様が危篤とのことですが、この後の段取りは大丈夫ですか?
娘(安井):
それが、何をどうしたらいいのやら……私、動揺しちゃって。
葬儀屋(妹尾):
では、私にお任せを……まずは、お父様が親しく付き合っていた方に
連絡をして、危篤状態だということをお知らせください。
娘(安井):
父が親しく付き合ってた人っていうと……愛人のミカさんだわ!
葬儀屋(妹尾):
いやいや、そういう意味じゃなくて……
娘(安井):
すいません、つい動揺しちゃって。私ったら何言ってるんだろ。
葬儀屋(妹尾):
他にいらっしゃらないんですか、親しく付き合っていた方は?
娘(安井):
じゃあ、この町を裏で牛耳っている闇組織の人たちとか。
葬儀屋(妹尾):
お父様はいったい何者なんですか?!
娘(安井):
あ、つい動揺しちゃって余計なことを口走ってしまいました……
今のは聞かなかったことにしてください。
でないと……あなたの命の保証はできませんよ。
葬儀屋(妹尾):
い、い、い、言いませんよ、絶対に。
娘(安井):
どうしたんですか、葬儀屋さん、すごい汗ですけど。
葬儀屋(妹尾):
すいません、つい動揺しちゃって。
妹尾:
親が亡くなったら、葬儀までバタバタしてとても忙しいと思いますが、
残された家族がすべきことを事前に知っておけば、慌てず準備が進められます。
まずは、親が危篤になった時点で、親戚や親しい友人などに知らせます。
そして臨終となったら、すぐに葬儀屋さんに連絡を入れて、
遺体を自宅などに運ぶ寝台車の手配をしてもらいます。
また、病院からは死亡診断書を発行してもらいます。
安井:
そのあとで、葬儀のことを具体的に決めていかなければいけませんね。
妹尾:
そうですね。葬儀屋さんが火葬場などに連絡を入れて、葬儀の日程調整をしますが、
まずは遺体を安置する場所と日程を決めます。
安置場所が決まったら、葬儀屋さんと打ち合わせをして葬儀プランを決定します。
この時、遺影や家紋など、家族側がそろえる物も忘れずに確認しましょう。
プランや日程が決まったら、親類や知人などへ葬儀の告知をしますが、
生前、お見舞いに来てくれた人への連絡は絶対です。
安井:
役所への届け出などは、どうすればいいですか?
妹尾:
葬儀屋さんに死亡診断書を渡して、役所への「死亡届の提出」「死体埋火葬申請」を
代行してもらいましょう。
安井:
お墓のことも決めなければいけませんよね?
妹尾:
お墓を管理する人が親戚にいることが多いので、連絡を入れて、
そこに入れるのかどうかを確認します。
また、葬儀の際の読経や戒名などは、お墓のある寺院の僧侶に依頼するのが
基本なので、そちらにも連絡を入れて日程を伝え、お布施、戒名の金額を聞きます。
葬儀屋さんへの支払いは後日で大丈夫ですが、僧侶へのお布施は現金払いですし、
その他にもいろいろなお金が発生するので、まとまった額を用意しておきましょう。
ここまでくれば、あとは段取りに沿って通夜と告別式を進めるだけです。

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