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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第139回(2016/11/29放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
みなさんからの疑問・質問にお答えいただきます。
八城:
お願いします。
妹尾:
まずは、こちらの方から……

56歳・女性
数日前から、実の母親が危篤状態です。
今までは、病状が良くなってほしいと看病をしてきましたが、
このような事態になり、亡くなったらどうしたらいいんだろうかと
不安でいっぱいです。
まず、一番はじめにやるべきことはなんでしょうか?
また、1人になる父のことも気がかりです。
妹尾:
お母さんの病状、心配ですね……
でも、このような状況の時、やるべきことはどんなことでしょうか?
八城:
お母様が危篤とのことで、大変だと思いますが、お医者様が余命1ヶ月以内
とおっしゃっておられれば、ある程度、覚悟を決めて、万一、お亡くなりに
なられた場合の想定はしておいた方が良いと思います。
在宅で看護されている場合は良いのですが、病院でお亡くなりになった場合、
一番初めにしなければならないことは、病院からご遺体をお連れする場所を
決めて、そこへお連れする為の、寝台車の手配を行うということです。
病院によって差はありますが、亡くなられてから早ければ2〜3時間、
長くても4〜5時間の間に、ご遺体を病院から連れて帰らなければなりません。
その際、ご自宅へお連れするのか、直接、ご葬儀を行う会場へお連れするのかを
前もって決めておいてもらいたいと思います。
寝台車は通常、葬儀社が手配をしますので、病院でも数社の葬儀社をご紹介いただける
場合もありますが、看病疲れの上に、大切な方を亡くした悲しみの中で、
ご葬儀の内容について祭壇はどうするかとか、お棺はどれにするかとか、
お花はどの程度飾るかなど、知らないことを次から次に聞いてこられると、
結局、その葬儀社の担当の方に言われるままにご葬儀を行うことになり、
費用が予想以上に掛かってしまったというお話しを良く聞きます。

お母様がこの様な時に葬儀社に見積もりを取りに行くというのも、
不謹慎な気もすると思いますが、いざという時に慌てないためには、事前に、
葬儀の費用、お寺へのお布施、ご親族の数など大体の人数などを想定して、
返礼品やお食事の費用など、最低2社以上の葬儀社に、総額での見積もりをしておくと
慌てず、また後々、後悔せずに済むと思います。
ご葬儀の後も遺品の整理や保険や年金の手続き、住民票の抹消や相続税の申告など、
やらなければならないことが山ほどあります。
しかし、これらは少し時間に余裕がありますので、まずは、どこの葬儀社に
お願いするかを決めておかれることをお勧めします。
妹尾:
続きまして……

45歳・女性
先日、父の四十九日の法要が終わり、ひと安心しています。
しかし、これからも一年の法要、三年の法要と続くので費用のことが心配です。
参列していただく方を徐々に減らしていきたいのですが、
どのタイミングで減らすべきかアドバイスお願いします。
妹尾:
法要って、何かと費用がかかるものなんですね……
でも、今まで参列してくださった方に「もう結構です」とは、なかなか言いにくい
と思いますが、どうすればいいんでしょうか?
八城:
法事は1周忌、3回忌、7回忌、13回忌と続いていきますが、
昔は33回忌で切り上げるというお家が多かったのですが、今は高齢化が進み、
自分の親の33回忌を務めることが出来る方が少なくなっています。
最近の傾向としては、13回忌で切り上げるというところが多くなっているようです。
四十九日には、ご親族やご近所、仲の良かったご友人などもお越しになることが
多いと思いますが、年忌法要ということであればご親戚といえども、
あまり遠くからお越しいただくとなると、費用もかさみますので、
お近くのご親戚を中心にお声掛けをされる良いと思います。
13回忌くらいになると、亡くなられたお年にもよりますが
お父様のご兄弟もご健在の方が少なくなり、自然と法事に参加される方が
少なくなっていきますので、そんなにご心配しなくて良いように思います。

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