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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第134回(2016/10/25放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『介護と終末期医療』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
家来(安井):
殿〜っ!!!
お気をたしかに、お気をたしかに!
今まさに、隣の国の大名「武田チンゲン」が我が国に
攻め込んで参りまするぞ!!
殿様(妹尾):
はぁ……ワシはもうダメじゃ。
あとのことは頼んだぞ。
家来(安井):
頼むと言われましても、何を、どうすれば良いので?
事は一刻を争いまするぞ!
殿様(妹尾):
たわけ者、つねづね口を酸っぱくして言うておったじゃろう。
ワシに万が一のことがあった時、ピンチを脱する方法は――
家来(安井):
あ〜、ちょっと待ってくだされ。
口で言われても、確実に忘れる自信があるゆえ、紙に書いてくだされ。
殿様(妹尾):
殿の言いつけを、自信満々に「忘れる」と宣言するでないわ。
よいか、もし、武田チンゲンが攻め込んできたら……
家来(安井):
攻め込んできたら?
殿様(妹尾):
その時は、まず……ウッ、く、く、苦しい!!
家来(安井):
と、殿っ!そんな唐突に……
殿様(妹尾):
あとは……頼んだ……ぞ……ガクッ。
家来(安井):
殿〜!チンゲンが、チンゲンが〜!!!
妹尾:
今月のテーマは『介護と終末期医療』ですが……
老後に、いつ、どんな病気になるかわかりません。
特に、認知症は、早期に発見して治療を始めることで進行を遅らせることは
できますが、現時点では完治する病気ではありません。
安井:
認知症を発症すると、明確な意思表示ができなくなりますし、
家族や周りの人たちへも大きな負担をかけてしまいますよね……
妹尾:
ですから、あらかじめ自分の意思をエンディングノートに書いておきましょう。
また、認知症で判断能力が失われる前に、自分のことを良く知っていてくれて、
自分の代わりに資産の管理や法律的な契約を任せられる
「成年後見人(せいねんこうけんにん)」を指定しておきましょう。
安井:
他に、介護や終末期医療について考えておかなければいけないことは?
妹尾:
ある新聞の調査によると、あらかじめ心構えや準備しておきたいことの
1位は「身の回りの品の整理」だったそうですが、2位は「延命治療」だそうです。
まだ病気になる前から「延命治療について考える」と言われてもピンとこないかも
しれません。
でも、エンディングノートなどで、広く第三者にも延命治療に対する考え方を
明確にしておくことは、終活では重要なことなんです。
安井:
自分の考えを、口頭で家族に伝えておくだけではダメなんですね。
妹尾:
そうですね。
やはり、書面にして残しておくということが大切です。

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