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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第132回(2016/10/11放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『介護と終末期医療』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
主婦(安井):
あの〜、ごめんください。
今日、こちらの老人ホームを見学させていただくことに
なっている者ですけど。
職員(妹尾):
はぁ……アンタが入居するの?
主婦(安井):
違います!父が入居する老人ホームを探してるんです!!
職員(妹尾):
なーんだ。アンタ、老けて見えるから、てっきり……
主婦(安井):
失礼ね、私はまだピチピチよ!
まあいいわ、とりあえず施設の中を案内してくださる?
職員(妹尾):
見たいなら、テキトーに見てってよ。
今さ、施設長いないんだよね〜
主婦(安井):
じゃあ、あなたでも結構ですから、案内してちょうだい。
職員(妹尾):
ムリムリムリムリ!俺さ、昨日から働きだした新人だから。
主婦(安井):
だったらベテランの人を呼んでちょうだい。
職員(妹尾):
そんなのいないよ。佐々木さんはおとついからだし、
山田さんは先週からで、吉村さんは5日前からって言ってたし。
主婦(安井):
そんな新人ばかりで大丈夫なの?
職員(妹尾):
なんかさ、みんなスグ辞めちゃうんだって。
でも、新人ばかりでフレッシュさがウリなんだよね、ウチの施設。
主婦(安井):
そんなのウリにならないわよ!
妹尾:
自分や家族に介護が必要になった時、老人ホームに入居するとなると、
どのように施設を選べばいいのでしょうか?
まずは、入居目的と条件を明確にしましょう。
入居するのは誰なのか?一時的入居なのか、それとも亡くなるまで一生涯なのか?
それから、施設の場所や、予算についても具体的に決めなければいけません。
それから、施設のサービス内容や料金などが書かれた「重要項目説明書」を
請求して、できるだけ情報収集をすることも大切です。
安井:
実際に、いろんな施設を見て回ることも必要ですよね?
妹尾:
いろんな老人ホームを比較検討するために、何カ所かを実際に見学をしましょう。
そして、気になった施設は何度も足を運んで、施設長に直接、質問などしてみましょう。
また、いい施設が見つかれば、正式な申込手続きをする前に体験入居してみては?
有料の場合が多いですが、だいたい2泊以上すると雰囲気がつかめるそうです。
安井:
施設を選ぶ時に、気をつけたほうがいいことはありますか?
妹尾:
いろんなチェック項目がありますが、コントにあったように、
「職員の対応が悪い」とか「職員の離職率が高い」とか、
「見学の時に施設長が対応してくれない」というのはダメですね。
また、「玄関周りや事務所、ヘルパーステーションの整理整頓ができていない」とか、
「トイレや廊下など共有スペースが汚れている」とか「変なニオイがする」という
施設では暮らしにくいですよね。
安井:
他に、注意したほうがいいことは?
妹尾:
こんな施設は要注意です……
□宣伝が派手
□資料請求した時に「重要事項説明書」を送ってこない
□開設して2年以上経過するのに入居率が50%以下
□入居者の表情が暗い
□スタッフと入居者のやり取りが荒っぽい
□施設長の交代が頻繁
□料金や返金の説明などが不十分
□基本料金以外の追加料金の項目がとても多い
□契約や入居を極端に急がせる          などなど。

こういったことを念頭に、実際に見学したり、体験入居をしてみるといいでしょう。

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