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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第125回(2016/8/2放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今月のテーマは『お布施』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
母(安井):
なあ和夫、どないしよ?
息子(妹尾):
なんやねん、お母ちゃん。
もうすぐお坊さん来はるし、お父ちゃんの葬式始まるで。
母(安井):
わかってるがな。そやから困ってんねん。
息子(妹尾):
どないしたん?お腹の調子でも悪いんか?
母(安井):
アホか、お父ちゃん亡くなって悲しいけどな、
お母ちゃん、今朝も笑ろてしまうぐらい快調やったわ。
息子(妹尾):
ほな、何を困ってんの?
母(安井):
お布施やがな、お布施。
お葬式の時のお布施って、いくら包んだらええん?
息子(妹尾):
そんなこと俺に聞かれても知らんがな。
何かと物入りの時やし、ちょっとまけてもろたら?
母(安井):
せやな。ほな……これぐらいでええか。
息子(妹尾):
ああ、充分とちゃうか?なんせ、気持ちも問題やさかいに。
母(安井):
せや、お金少ないぶん、商店街の福引券も一緒に入れとこ。
ちょっとは足しになるやろ。
息子(妹尾):
そら喜ばはるわ、なんせ気持ちも問題やさかいな。
妹尾:
葬儀、法要の際に必要な「お布施」ですが、その意味やマナーってご存知ですか?
「お布施」とは、読経や戒名への謝礼として、お坊さん・僧侶に渡すお金のこと。
ただし、お坊さんに「あげる」わけではなく、正しくは、ご本尊に捧げるもので、
「お供え」なんです。
安井:
お布施の金額の目安って、どれぐらいなんでしょうか?
妹尾:
たとえば、お通夜・葬儀・告別式の2日間を僧侶1名にお願いする場合、
関西では20万円前後が相場です。
また、法事法要の場合は、四十九日や一周忌法要のお布施が3万円〜5万円程度、
三回忌以降のお布施は1万円〜5万円程度のようです。
お布施は、お札を半紙の中包みで包んで、それを奉書紙(ほうしょがみ)で包みます。
もし、奉書紙が用意できない場合は、郵便番号欄が印刷されていない無地の
白の封筒でも構いません。
安井:
お布施を渡す時のマナーはありますか?
妹尾:
お布施を渡すタイミングは、お葬式や法要が始まる前、お坊さんに挨拶する時に
渡すことが多いです。
ただ、慌ただしくて事前にゆっくり挨拶をする時間がない場合は、
式や法要の後でも構いません。
渡す際には、直接手渡すのではなく、お盆にのせて渡すのが一般的な作法。
お盆が用意できない場合は、袱紗(ふくさ)を使っても結構です。
お布施に関しては地方によって風習が違うこともありますが、
いざという時に慌てなくてもいいように、基本的なマナーを知っておきましょう。

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