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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第122回(2016/7/12放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『葬儀の準備』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
親類男(妹尾):
おい、どないする?
おっちゃんの葬式の世話役、俺らの中の誰かが引き受けてくれって
頼まれたけど……
親類女(安井):
え〜、そんなこと言われても困るわ。
私、そういうのできるタイプと違うし。
親類男(妹尾):
薄情なこと言うなよ。
アンタ、おっちゃんの姪っ子なんやし。
親類女(安井):
そらそうやけど……でも、オタク、亡くなったおっちゃんの
奥さんの弟でしょ?
奥さんが喪主なんやから、その弟のオタクが世話役してあげたら
ええんとちゃいますの?
親類男(妹尾):
俺な、姉ちゃんと喧嘩してるねん。
せやから気まずいわ。
親類女(安井):
ほな、誰が世話役しますのん?
このままやったら葬式できませんがな。
親類男(妹尾):
そうやなぁ……しゃあない、ほな、俺がやろか。
こんなことで揉めてたら、おっちゃんが浮かばれへんわ。
親類女(安井):
そうやね……ほな、私かて世話役やってもええですけど。
親類男(妹尾):
いや、俺がやるわ。
親類女(安井):
いいえ、私がやりますって。
親類男(妹尾):
俺がやるって。
親類女(安井):
私がやります。
親類男(妹尾):
ほな、どうぞどうぞ。
親類女(安井):
いやいや、ダチョウ倶楽部か。
親類男(妹尾):
え、なんやて?
今度は受付係をこの中で決めてほしいって?
親類女(安井):
あ、私そっちにしようかな?
親類男(妹尾):
いやいや、受付は俺がやるわ。
親類女(安井):
いやいや、私が。
親類男(妹尾):
俺がやるって。
親類女(安井):
私がやります。
親類男(妹尾):
ほな、どうぞどうぞ。
親類女(安井):
ええ加減にせえ!
妹尾:
身近な人が亡くなったら、通夜・葬儀の方針を決めなければいけません。
その際に、いろいろ決めなければいけませんが、まずは、喪主です。
喪主とは、遺族を代表して葬儀の主催者となる人のこと。
一般的には、残された配偶者、男性の子供、女性の子供という順序で選びます。
安井:
他には、どんなことを決めなければいけませんか?
妹尾:
通夜・葬儀の日程や会場、形式や規模などです。
ただ、これらは思い通りにいくとは限りません。
僧侶の都合、火葬場や会場の混み具合など様々な条件が絡み合ってくるからです。
葬儀会場は一般的に斎場が多いですが、家族葬などの場合は自宅でもできます。
その他、お寺や教会などの宗教施設、団地やマンションの集合場所、公民館などを
葬儀に利用するケースもあります。
でも、予算によって葬儀の規模は変わってくると思うので、
葬儀全体でいくらまでに収めたいのか、だいたいの予算を決めておきましょう。
安井:
決めなければいけないことって、ホントに多いですね。
妹尾:
さらにもう一つ、「世話役代表」も決めなければいけません。
「世話役」とは、喪主の補佐役として葬儀全般の実務を仕切る人で、
「会計係」、「受付係」、「進行係」、「車両係」などいくつかの「係」があります。
その中心となるのが「世話役代表」です。
「世話役代表」は葬儀の実務上の責任者なので、亡くなった人や遺族の事情に詳しく、
細やかな心配りができ、信頼のおける人が良いでしょう。
通常は、亡くなった人の友人や、亡くなった人の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹など
血縁者や親戚から選びます。

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