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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第111回(2016/4/12放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『埋葬』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
妹(安井):
ああ、気持ち悪い……オエ〜〜ッ!
和夫お兄ちゃん、私、もうダメ〜
兄(妹尾):
牧子、大丈夫か〜!頑張れ〜!!
妹(安井):
もう……この船、揺れすぎ〜           
私、船酔いが……オエ〜ッ!!
兄(妹尾):
仕方ないだろ、急に天気が悪くなって、海が荒れてきたんだから!
妹(安井):
だから私は、お父さんの遺骨を海に散骨するの反対だったのよ〜
兄(妹尾):
そんなこと言うなよ。
海が大好きだった、オヤジの遺言なんだから。
妹(安井):
そうだけど……オエ〜ッ!!!
兄(妹尾):
よし、この辺りでいいだろう。
オヤジ、遺言通り、海にかえしてやるからな〜
妹(安井):
キャー、強風が吹いてきた〜
兄(妹尾):
あー、オヤジの遺骨が〜〜〜
妹(安井):
ちょっとお兄ちゃん、遺骨が飛んでいっちゃうわよ〜
兄(妹尾):
ハァ、オヤジの遺骨、ちゃんと撒く前に半分以上、 どっかいっちゃったよ……
妹(安井):
散骨って、もっと感動的なセレモニーじゃなかったのぉ??
オエ〜ッ!!!!
妹尾:
埋葬の方法は、「散骨」「土葬」「樹木葬」といろいろありますが、
それぞれ注意点があります。
例えば、「土葬」は、今でも山間部などで行われていますが、
都市部では土地の不足や衛生的な問題から条例で禁止されている自治体もあります。また、墓地が土葬を認めていないケースも多いので場所選びが大切ですし、
場合によっては特殊な対応が必要なこともあるため、土葬を考えたおられるなら、
まずは、業者などその道のプロにご相談されるほうがいいでしょうね。
安井:
他の埋葬方法はどうでしょう?
妹尾:
「散骨」や「樹木葬」の場合は、“自然に帰りたい”という故人の遺志を実現できるほか、
高額なお墓を買い求めなくともよいというメリットがあります。
でも、新しい埋葬方法なので、馴染みにくく、親族から不満が出ることもあります。
また、すべてのご遺骨を散骨してしまい、後から手を合わせるよりどころがないと
後悔をされる方もいらっしゃるそうです。
その点、「樹木葬」なら特定の場所にお参りをすることもできますが、
「樹木葬」ができる墓地は地方に多く、都市部から遠い場所になることがあります。
安井:
それぞれ、メリット・デメリットがあるんですね。
妹尾:
本人が望む方法で埋葬してあげることが、残された家族にできる最大の供養とも
言えますが、それが実現できるかどうかの検討を含めて、事前に準備が必要です。

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