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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第107回(2016/3/15放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『墓じまい』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
手品師(妹尾):
いいですか、みなさん。
この帽子の中のハトを、一瞬にして消してみせます。
スリー、ツー、ワン……ハイッ!
どうです、ハトが消えました!
これこそが、天才マジシャン、ミスター・ソッパのソッパワーです!!
子供(安井):
なんかウソくせー、種も仕掛けもあるんじゃないのー?
手品師(妹尾):
何を言うか、そこのアホの子!
アホの子には私のソッパワーの偉大さがわからんのだ。
子供(安井):
だってー、ハンドパワーなら知ってるけど、
ソッパワーなんて聞いたことないもん。
ハンドパワーのパチモンじゃん!
手品師(妹尾):
あまりイチャモンつけると営業妨害で訴えるぞ。
子供(安井):
じゃあさ、ウチのじいちゃんのお墓を消してみせてよ。
ウチさ、近々「墓じまい」する予定なんだ。
天才マジシャンなら、お墓だって一瞬で消せるでしょ?
手品師(妹尾):
あ、あ、あ、当たりまえだ。この天才マジシャン、
ミスター・ソッパの手にかかれば、たとえお墓だって……
いいか、よーく見てろ……スリー、ツー、ワン、ハイッ!
子供(安井):
アレレレレ〜、消えてないじゃないか。
手品師(妹尾):
そ、そ、そんなはずはない。
私のソッパワーをもってすれば、お墓だって消せるはず……
スリー、ツー、ワン、ハイッ!
……あ、あれ〜、お、おかしいなぁ。
子供(安井):
やっぱり、ソッパワーなんてインチキじゃないか。
手品師(妹尾):
お墓を撤去するのは、そう簡単ではないようだ……
妹尾:
今月は、最近、「墓じまい」をする人が増えているというお話をしています。
「墓じまい」とは、古くなったお墓や、管理出来なくなったお墓を撤去して、
ご遺骨を新しい場所で供養することです。
今まであった先祖代々のお墓を維持・管理していくことが出来ない人や、
近いうちにそのような状況になるかもしれないという人たちが
「墓じまい」をしているそうです。
安井:
でも、「墓じまい」って簡単にできるものなんでしょうか?
妹尾:
「墓じまい」は、お墓から遺骨を取り出してお墓を解体し、
更地に戻すだけのことで簡単なことのように思いますが、
実はここに至るまでの過程が大変なんです。
例えば、お寺にあるお墓を「墓じまい」する場合には、
住職がまともに話に取り合ってくれなかったり、檀家をやめられると困るからと、
高額な金額を要求されることもあるそうです。
また、お墓を撤去する際にも、お寺が提携している石材店しか入れないことが多く、
これまた高額な見積もりを提示されることもあるんだとか。
安井:
お寺で「墓じまい」をする時は、慎重に事を進めなければいけませんね。
妹尾:
それから、霊園の場合は、引越しに伴うお墓の移転など、 明確な理由があれば
問題ありませんが、 散骨するなどの理由で墓じまいする場合には、
市役所への届け出が必要とか、 「改葬届け」や「受入証明」がないと遺骨を取り出せないと
言われることも よくあるそうです。
こういった届け出の際や書類を書く際には、遺骨の受入先を記入しなければいけませんが、
受入先は墓地か霊園でないといけません。
墓じまいして遺骨を自宅に持って帰りたい場合や、散骨したい場合には注意が必要です。

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