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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第106回(2016/3/8放送)

妹尾:
今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
安井:
今日のテーマは『墓じまい』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
坊主(妹尾):
ヌフフフフ、笑いがとまらんわい。
これだから生臭坊主はやめられん、アハハハハハハ。
小坊主(安井):
和尚様、何がそんなに可笑しいのです?
坊主(妹尾):
おお、小坊主か。
なに、また例のほれ、あの手口で小遣い稼ぎをしたものでな。
小坊主(安井):
ああ、あの「墓じまい」をするという檀家の人が
墓石を撤去しようとする時に、和尚様が故意にしている石材店を
無理やり紹介して石材店から見返りを受け取るという、あの手口ですか。
坊主(妹尾):
これ、小坊主、声が大きいぞ。誰かに聞こえたら一大事じゃ。
それに、もともとこの悪巧みはお主の入れ知恵ではないか。
小坊主(安井):
そうでした。では和尚様、私めにお小遣いをばお恵みください。
坊主(妹尾):
まったく、ちゃっかりしておる奴じゃ。
悪い小坊主よのう、ヌフフフフフフ……
小坊主(安井):
和尚様こそ、ワルでございますなぁ、グフフフフフフ……
坊主(妹尾):
はっ、そこにおるのは何奴じゃ?
お、お、お、お主は、まさか仕事人か?!
小坊主(安井):
お、お、お、和尚様ぁ〜〜〜!
ま、まさか、ホントに仕事人が、いたなんて……
坊主(妹尾):
グワ〜〜〜〜ッ、小坊主……ガクッ
小坊主(安井):
和尚様ぁ〜……グワ〜〜〜〜ッ、ガクッ
妹尾:
改めて「墓じまい」とはどういうことか、おさらいをします。
「墓じまい」とは、古くなったお墓や、管理出来なくなったお墓を撤去して、
ご遺骨を新しい場所で供養することです。
そして今、「墓じまい」をする人や、検討している人がとても増えているんです。
安井:
お墓を維持・管理していくことが出来ない人や、
近いうちにそのような状況になるかもしれないという人たちが
「墓じまい」をしているんですよね。
妹尾:
お墓は、まもっていく人がいなくなると、無縁墓(むえんばか、むえんぼ)になって
しまいますので、そうならないためにも「墓じまい」は選択肢の一つだと言えます。
ただ、デメリットもあります。
例えば、檀家が減って運営が苦しいお寺などは、「墓じまい」をすることを告げると、
高額の「離檀料(りだんりょう)」というお金を要求されるケースもあるそうです。
安井:
余計なお金がかかってしまうこともあるんですね。
妹尾:
また、「墓じまい」をすると、もとあったお墓を撤去しなければいけませんが、
お墓の撤去費用は、石材店によってバラつきがあるらしいですから
何社かで見積もりを取ってみるほうがいいでしょう。
ただ、霊園や墓地、お寺の指定する石材店にしか依頼できないということも
あるらしいので、あらかじめ確認しておくことが必要です。
安井:
少しでも、無駄なお金を払わなくてもすむようにしたいですね。
妹尾:
それから、「墓じまい」をする際は、親族とよく話し合うこと。
先祖代々のお墓を「墓じまい」することに反対する人もいるかもしれません。
そんななか、強引に進めてはトラブルのもとです。
また、お墓の撤去費用などは、親族のなかの誰が、どれぐらい払うのかも
ハッキリさせておいたほうがいいでしょう。

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