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和夫の終活日誌 ヤシロが考える終活

ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。

妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表

第105回(2016/2/23放送)

妹尾:
今日は、霊園・墓石のヤシロの八城社長を終活アドバイザーにお迎えして、
みなさんからの疑問・質問にお答えいただきます。
社長、よろしくお願いします。
八城:
お願いします。
妹尾:
まずは、こちらの方から……

37歳・女性
今度、祖父の法要があるのですが、
法要の際のお供え物は、どんな物がいいのでしょうか?
また、幾らぐらいの物がいいでしょうか?
妹尾:
法要といっても、初七日や四十九日、それ以降の年忌法要などもありますが、
それぞれ、どんな物をお供えしたらいいんでしょうね?
身内だけで行う場合や、大勢集まる場合などの違いはありますか?
八城:
法事に出席する際、最近ではお供物料として現金を包む場合が
多くなっていますが四十九日以前であれば黒と白の金封に「ご霊前」、
四十九日以降は黄色と白に金封に「御仏前」と書きます。
浄土真宗の方だけは四十九日までであっても「御仏前」を使います。
金額の相場は五千円から一万円程度が多いと思います。

お供え物をご用意する場合は、あまりかさばらない物で食べ物の場合は
日持ちするものを用意するほうが良いと思います。
地域によっては、法事に参列された方に供養として、お供え物を分け合って
持ちかえる場合もありますので、事前にご親戚の方に確認されておかれた方が
よいと思います。

実際に良くお供えされる物としては、果物やお饅頭などのお菓子、日本酒や
ビール、焼酎などの酒類、夏場などは水羊羹やゼリーなどの季節感のあるお菓子
などもお供えになります。
先ほども申し上げましたが、日持ちするもので小分けしやすいものをお選びに
なると良いと思います。
妹尾:
続きまして……

58歳・男性
お墓の建て替えを考えています。
今までのお墓は家から遠かったので、もっと近場でいつでもお参りにいける
キレイなお墓にしたいと思っています。
でも、お墓を新しくした場合、今まであったお墓はどうすればいいのでしょうか?
妹尾:
お墓を建て替えたら、前のお墓のことは霊園やお寺など墓地の人にお任せしていいのか、
それとも自分で何かしなければいけないのか、どうなんでしょう?
八城:
お墓を建て替える場合、古いお墓は、まずお寺様に魂抜きのお勤めを
お願いします。その後に、石材店に依頼してお墓や周りの石を解体し、
お墓の中にある遺骨を取り出してもらいます。地域によって遺骨を骨壺で
納めているところと、さらしや真綿などに包んで納めているところがあります。
後者の場合、遺骨が徐々に土になっていきますので、何十年の経ったお墓の場合
遺骨が無くなっている場合もあります。その際には遺骨の代わりに土を
取ってきます。

解体したお墓は「○○家の墓」と彫ってある軸石と言われる部分を除いて
すべて砕いて処分します。軸石は霊園やお寺の無縁塚に祀られる場合が
多いです。その他の石は廃棄物処理業者によって細かく砕かれ再生材として
利用されたりします。

また、この方のように遠くのお墓を処分して、近くにお墓を建て替えるという
ことですが、ご遺骨を移す際には今お墓の建っている場所の市役所で
「改葬許可申請」の手続きを行わなければなりません。
この手続きは基本的には通常のお引越しの際に、転出や転入の届け出をするのと
同じことで、どこのお墓から誰の遺骨をどこに移すかという届け出を行う訳です。
このあたりのことも、ご依頼される石材店にお尋ねになると良いと思います。

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