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ABCラジオ『とことん全力投球!妹尾和夫です』(毎週火曜 12:00〜14:54)内のコーナー「和夫の終活日誌」で放送された内容をご紹介いたします。
妹尾:ラジオパーソナリティー 安井:パートナー 八城:ヤシロ代表
第102回(2016/2/2放送)
- 妹尾:
- 今日も、これからの人生を楽しく、前向きに送るための「終活」について
僕たちのミニコントも交えながら語り合っていきます。
- 安井:
-
今日のテーマは『終活の細かなポイント』です。
それでは終活劇場、はじまりはじまり……
- 占い師(安井):
- ようこそ、占いの館へ。
- 相談者(妹尾):
- あなたがテレビで話題の占いの先生ですか?
- 占い師(安井):
-
いかにも。私は何でも見通すことができるんです。
だから占いはズバズバ当たりますよ〜
- 相談者(妹尾):
- 私、もう不安で不安でしかたないんですけど……
- 占い師(安井):
-
何がそんなに不安なんですか?
- 相談者(妹尾):
-
実は、幸せな老後が送れるかどうか考えていると、
夜もロクに眠れなくて……
- 占い師(安井):
-
なるほど、ではあなたの老後を占ってしんぜましょう。
安心なさい、私は何でも見通せますから……
う〜ん、う〜ん、う〜ん……プゥ〜
- 相談者(妹尾):
-
あっ、今、屁こきましたね!
う〜ん、う〜んって、占ってたんじゃないんですか?
真面目にやってくださいよ〜
- 占い師(安井):
-
う〜ん、う〜ん……見える、見えますよ……あなたの通帳が!
ほう、なかなか貯めましたね。
- 相談者(妹尾):
-
いや、占いの力で何を見通してるんですか!
通帳じゃなくて、老後の人生を見てくださいよ。
- 占い師(安井):
- はっ!あなたの通帳の数字が……老後にみるみる減っていく……
- 相談者(妹尾):
- ええっ、そうなんですか?!
- 占い師(安井):
- あなた、定年退職してから、女遊びが激しくなります。
- 相談者(妹尾):
- そんな!私、ご覧のとおりのカタブツなんですけど。
- 占い師(安井):
-
急に目立ちたくなってシニア劇団を立ち上げますねぇ……
でも、本番でセリフが飛んで大コケ、借金が残りますよ。
- 相談者(妹尾):
- そんな!私、人前に出るような性格じゃないんですけど。
- 占い師(安井):
-
はっ!おまけに、何を血迷ったのか、シニア劇団で知り合った
劇団員の老婆と駆け落ちをしようとするも失敗!
相手の家族から慰謝料を請求されてスッカラカンになります!
……こんなん出ましたけどぉ〜
- 相談者(妹尾):
- 悲惨な老後を、そんな明るいテンションで告げないでくださいよ。
- 妹尾:
-
今週から3回にわたっては『終活の細かなポイント』をご紹介していきます…
「終活」をするうえでは、日頃からいろんな情報を集めておかなければいけません。
また、最低限、知っておかなければいけないポイントもあります。
例えば、「老後の資金」について。
長生きをするということは、それだけ生活のお金がかかるということです。
だから、老後は年金なしでは大変なので、最低限、年金の受給資格は満たして
おくようにしましょう。
そして、自分の身の丈に合った生活をすることが大事だということを
理解しておかなければいけません。
- 安井:
- 老後の生活費って、どれぐらいかかるんでしょうか?
- 妹尾:
-
家計簿を3ヶ月間くらいつけてみると、だいたいの収支がわかります。
そのうえで、現在の資金残高を調べて、「老後は年金だけでは足りないから働く」
とか「資金は足りているから、たまには旅行にでも行こう」というように、
いろいろな計画を立ててみるといいでしょう。
ただ、突然の入院など予定外のことが起こり得るので、日頃から少しずつでも
貯蓄を増やしていくほうがいいですね。
- 安井:
- 他に、終活をするうえで考えなければいけないポイントはありますか?
- 妹尾:
-
例えば、自動車を持っている場合、老後はそれをどうするか?
自動車があると税金、整備費、ガソリン代、保険料など、たくさんのお金が
かかりますよね。
ですから、公共の交通機関で代用できないか、など検討してみましょう。
それから、保険を見直すことも大事です。
家族を養っている時は、もしも自分が亡くなっても家族が生活に困らないように
死亡保険を手厚くしておくのはいいんですが、子供が独立した後は、
自分の老後に備えて、治療費に関する保険を中心にしたほうがいいかもしれません。
- 安井:
- 細かいところまで注意点があるんですね。
- 妹尾:
-
あと、住宅ローンがある場合は、年金暮らしになってからの返済は重荷になるので
できるだけ早く返済しておいたほうがいいでしょう。
- 安井:
- なるほど、いろいろ考えることが多いんですね。
ということは、少しでも早く終活を始めたほうがよさそうですね。